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手嶋龍一さんが今月買った10冊の本

手嶋龍一さんが今月買った10冊の本

想定不能の危機に備えるわれわれは「習近平の中国」にどう向き合えばいいのか。21世紀の国際社会に突き付けられた難問である。「メルケルのドイツ」は、ウイグルへの人権抑圧を非難しながら、巨大な利益をこの国から引き出そうとしてきた。だが、共産党政権が結党100年を機に「中華民族の偉大な復興」を唱え、中国主導の生産システムに欧州各国を組み込もうとするに及んで、安易な政経分離など通用しないと覚ったはずだ。 柯隆の『「ネオ・チャイナリスク」研究』は、中国の素顔を遠近両方から精緻に描ききっ

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手嶋龍一さんが今月買った10冊の本

手嶋龍一さんが今月買った10冊の本

量子暗号が世界を支配する われわれの頭上に「墨子」がいて、情報世界の覇者として君臨している――その事実をどれだけのひとが知っているだろう。2016年8月、中国は量子科学衛星「墨子」を世界に先駆けて打ち上げた。最先端の量子暗号システムを備えて盗聴・傍受を封じ、軍事・金融分野での極秘通信を可能とした。まさしく「21世紀のスプートニク・ショック」だった。冷戦期に人工衛星の打ち上げでソ連に先んじられたアメリカは直ちに反転攻勢に出た。だが「トランプのアメリカ」は手を拱いて中国の独走を許

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コロナ下で読んだ「わたしのベスト3」 疫病というメタファー|手嶋龍一

コロナ下で読んだ「わたしのベスト3」 疫病というメタファー|手嶋龍一

コロナ・ウイルスは、尊い人命を奪い去り、大統領選びにも影を落として合衆国に深い亀裂を生じさせた。南北戦争の危機に直面したリンカーンは「分かれたる家は立つこと能わず」と訴え、祖国の分裂を避けるためなら、至高の信念である奴隷解放の歩みさえ遅らせた。だが、異形の大統領トランプは、リンカーンの国を「2つのアメリカ」に塗り替えてしまった。 西側の盟主アメリカは、ケナンを擁して壮大な対ソ戦略を立案させた。『ジョージ・F・ケナン回顧録』は、対ソ封じ込め戦略を提唱した戦略家の一瞬の栄光とそ

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手嶋龍一さんが今月買った本10冊の本

手嶋龍一さんが今月買った本10冊の本

トランプ治世への警告本稿が刷りあがる頃には、米大統領選挙の結果が判明しているはずだ。だが開票を巡って訴訟合戦となり混乱に陥っているかも知れない。たとえどんな結果になろうと、トランプが米国の民主制に負わせた傷は深く、容易には癒えないだろう。異形の大統領は、「ジャスティス」の旗を掲げて建国されたこの国の威信を粉々に打ち砕いてしまったのである。

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【全文公開】ニッポンにかかる人々ありき 手嶋龍一さんの「わたしのベスト3」

【全文公開】ニッポンにかかる人々ありき 手嶋龍一さんの「わたしのベスト3」

外交ジャーナリストの手嶋龍一さんが、令和に読み継ぎたい名著3冊を紹介します。  日韓が領有を争う竹島の上空を中ロの両軍機が雁行して飛んだ――。東アジアの情勢は年ごとに烈しさを増し、令和の日本を取り巻く地政学は姿を変えつつある。明治の日本も列強の脅威に晒されながら、国づくりを強いられた。熊本城下に生まれた陸軍士官、石光真清は、忍び寄る帝政ロシアの影を敏感に感じ取り、将来の栄達を捨て「露探」となり、アムール河畔に身を潜めた。『城下の人』『曠野の花』『望郷の歌』『誰のために』の4

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手嶋龍一さんが今月買った10冊の本は?

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