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文・山本晴義(横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長) 山本氏 どんな薬にも何らかの副作用抑うつ症状や不眠症を抱える患者さんの多くは、精神科や心療内科を受診されると思います。メンタルヘルスの診療科で処方される薬に抵抗感を持つ人もいることでしょう。 「薬」という字から草冠を取ると「楽」になります。つまり薬は、苦しみを軽減して楽になるために飲むものだということを、まずはご理解ください。 一方で「クスリ」を逆さに読むと「リスク」となります。どんな薬にも何らかの副作用があ
欧米では危険性が指摘されているBZ系睡眠薬が、日本では高齢者を「落とす」ために使われている。医師によって処方された薬剤の副作用で、数十万人にも及ぶ高齢者の認知機能が落ちているとしたら、あなたは信じられますか?/文・辰濃哲郎(ジャーナリスト)、坂口直(「医薬経済」編集部記者) 睡眠薬・抗不安薬のベンゾジアゼピン 人生の最終章に差し掛かった大切な時期に、医師に処方された薬剤の副作用によって、人が変わったように認知機能が落ちてしまう。そんな高齢者の被害が数十万人に及ぶかもしれない