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緊急座談会《危機のリーダーの条件》 第4章 戦後復興から米中対立「民主主義は独裁国家に勝てるか」吉田茂、岸信介、安倍晋三、トランプ、習近平
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緊急座談会《危機のリーダーの条件》 第4章 戦後復興から米中対立「民主主義は独裁国家に勝てるか」吉田茂、岸信介、安倍晋三、トランプ、習近平

日本を救えるのは誰か?明治維新から米中対立まで、全5時間の大討論!/葛西敬之(JR東海名誉会長)、老川祥一(読売新聞グループ本社会長)、冨山和彦(経営共創基盤グループ会長)、片山杜秀(慶応大学教授) (左から)葛西氏、老川氏、冨山氏、片山氏 戦後に現れた指導者たち——最後の第4章では、戦後から現代にかけての指導者たちを見ていこうと思います。戦時中の日本では、現実を客観視できず、的確な判断ができなかった指導者が目につきました。しかし戦後には、戦後処理や復興を一手に担った吉田

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壊れものにつきとりあつかい注意|塩野七生「日本人へ」

壊れものにつきとりあつかい注意|塩野七生「日本人へ」

文・塩野七生(作家・在イタリア) 民主政(デモクラシー)とは、民主主義者を自認する人々によって壊されるもの、という想いをかみしめている今日この頃である。 第1は、私が住んでいるイタリアの現政府の、2年にわたっての迷走を見ながら。 第2は、そのイタリアも一員のEU全体の無機能を眺めながら。 古代ギリシアを書いた『ギリシア人の物語』の第1巻のサブタイトルは「民主政のはじまり」で、2巻目は「民主政の成熟と崩壊」としたのは、デモクラシーは古代のギリシアのアテネで生れ成熟し、そ

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正義の味方か、デマゴーグか? 「羽鳥慎一モーニングショー」テレビ朝日・玉川徹の研究

正義の味方か、デマゴーグか? 「羽鳥慎一モーニングショー」テレビ朝日・玉川徹の研究

識者の批判をものともせず、政府のコロナ対策をぶった斬る。日本で一番影響力のある会社員、お茶の間のアジテーターの正体とは。気鋭のノンフィクションライターが迫った。/文・石戸諭(ノンフィクションライター) 石戸氏 圧倒的視聴率を叩き出す男現在、日本で1番影響力のある会社員と言っていいだろう。テレビ朝日、朝の看板番組「羽鳥慎一モーニングショー」で連日、舌鋒鋭く安倍晋三政権の新型コロナウイルス対策を批判する玉川徹である。 玉川はテレ朝の記者ではなく、ワイドショーを中心にキャリア

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激動の2020年代、「民主政」は永遠ではない / 元東大総長・佐々木毅

激動の2020年代、「民主政」は永遠ではない / 元東大総長・佐々木毅

 佐々木氏は1942年生まれ、秋田県美郷町出身。マキアヴェッリやプラトンなどの古典研究を基礎に、「権力とは何か」にこだわり、政治学と政治思想史の研究を続けてきた。東京大学法学部教授、東京大学総長を務めながら、長年、政治改革にも積極的に参加。著書に『現代アメリカの保守主義』『政治家の条件』など。令和元年に文化勲章を受章した。  そんな佐々木氏は、「民主政は永遠ではない」と言う。なぜなのか。 佐々木毅(元東京大学総長) 日本は世界の"サブリーダー" 2019年12月、私が共同

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船橋洋一の新世界地政学 2010年代は 1930年代の再来か

船橋洋一の新世界地政学 2010年代は 1930年代の再来か

今、世界では何が起きているのか? ジャーナリストの船橋洋一さんが最新の国際情勢を読み解きます。  この12月で2010年代が幕を閉じる。どの時代も、同時代人にとってはかけがえのない記憶の束だが、とくに10年刻みの「年代(decade)」は切実な時間の帯である。その中でも、2010年代は際立った年代だった。長い戦後(postwar)の国際秩序や国内政治体制、そして産業やメディアの構造が音を立てて崩れ始めた。  この咆哮する怒濤の10年の生みの親は、2008年のリーマンショッ

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