マガジンのカバー画像

文藝春秋digital

一流の作家や知識人、ジャーナリストによる記事・論考・ルポルタージュなどを毎日配信。執筆陣のオンラインイベントも毎月開催中。月額900円で記事が読み放題&イベント見放題のサービスで… もっと読む
月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に幅広いテーマの記事を配信しています。政治家や経営者のインタビュ… もっと詳しく
¥900 / 月
運営しているクリエイター

#伊藤比呂美

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

スキ
8

樋口一葉 弱者はどう生きるか 伊藤比呂美 100周年記念企画「100年の100人」

女流作家の地位を確立し、5000円札でも知られる樋口一葉(1872~1896)。「にごりえ」や「たけくらべ」などを訳し、現代に甦らせた伊藤比呂美氏が読み解く。/文・伊藤比呂美(詩人) 樋口一葉。ものすごく読みにくいと思っていました。文語体でタイトルもわかりにくく、藤村の「破戒」や花袋の「蒲団」より前の自然主義や私小説より前の作り話の世界、一葉本人のことなんか関係ない。そう思っていたのに、読んでみたらとんでもなかった。 なんと、読めば読むほど、一葉自身を小説の中に見つけるこ

スキ
5

詩|伊藤比呂美

鼓動旅立たないように風切羽を切った 初列風切を切り 次列風切を切り 念を入れて三列風切を切った それから尾羽を抜き、内趾だの外趾だの中趾だの ひとつひとつ折って、嘴を折った それからいっぱいに窓を開け 雲に届くくらい両手を突き出して 空の中に投げ込んでやったんだ

スキ
11

帰るとこがない|伊藤比呂美

文・伊藤比呂美(詩人) 早稲田大学で300人規模の大教室を2つ、40〜50人の演習を2つ教えている。3年契約なので2年やってヤレヤレあと1年と思っていたら、今期中はオンラインになった。それであたふたしているが、結論から言おう。ものすごくおもしろいのである。 私はZoomのリアルタイムでやっている。小規模教室では、顔も見え、発言もできるミーティングという機能を使うが、大教室では、視聴者の姿は見えないウェビナーという機能を使う。チャットやQ&Aを使うと学生は信じられない早さで

スキ
16