文藝春秋digital

「ミューズ細胞」の再生医療革命——脳や心臓を修復する細胞が買える日が来る

心筋梗塞で心臓が弱まった人が拍動を取り戻し、脳梗塞で麻痺や認知などの障害を負った人が健常の生活を取り戻す——そんな製剤が開発されようとしている。/文・森健、秋山千佳(ジャーナリスト) <summary> ▶︎損傷した細胞を新しい細胞に置き換える。ミューズ細胞は人間の身体を修復するのが仕事…

霞が関コンフィデンシャル<官界インサイドレポート>

日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★“剛腕”の後始末 “官邸ポリス”の頂点に君臨する杉田和博官房副長官(昭和41年、警察庁入庁)は、用意周到に松本光弘警察庁長官(58年)と斉藤実警視総監(60年)の体…

スガーリン独裁が内部崩壊 「菅降ろし」へのカウントダウンが始まった【赤坂太郎】

支持率回復のための弥縫策は外れるばかり…… 「憲政史上最長最強の剛腕官房長官」で「危機管理のプロ」などともてはやされたのは、わずか4カ月前。首相の菅義偉自身がマスコミを操縦して作り上げた虚像は、永田町雀も驚くほどあっけなく崩壊しつつある。 菅は自民党史上初の無派閥出身の首相でもあ…

保健所長会会長の告白「追い詰められた保健所の悲鳴を聞いてほしい」

〈保健所は地域における健康危機管理の拠点ですが、医療機関や消防警察などと異なり、通常の職員体制は24時間交代制ではないにもかかわらず、災害時に準じた対応を余儀なくされています〉 〈感染者が増加する地域においては、対応の重みづけや優先順位を定めて業務の軽減化を行わなければ、保健所体制…

スターは楽し オリヴィア・デ・ハヴィランド|芝山幹郎

オリヴィア・デ・ハヴィランド ©AF Archive/Mary Evans Picture Library/共同通信イメージズ 悪夢に親しみやすい美女 オリヴィア・デ・ハヴィランドの名を聞いて、すぐさま顔を思い出す人は少ないかもしれない。初期の代表作『ロビンフッドの冒険』が1938年、『風と共に去りぬ』が39年の公開だか…

世界経済の革命児 デリック・ロッシ(モデルナ共同創業者)|大西康之

ジャーナリストの大西康之さんが、世界で活躍する“破格の経営者たち”を描く人物評伝シリーズ。今月紹介するのは、デリック・ロッシ(Derrick Rossi、モデルナ共同創業者)です。 デリック・ロッシ 人類を救うワクチン開発の「ゲームチェンジャー」 この会社の名前が新聞やテレビで取り上げられな…

ジャニーズに仏教讃歌を|安永雄彦

文・安永雄彦(築地本願寺代表役員・宗務長) 創建から400年。いま、築地本願寺は大きく変わろうとしています。 私は企業でいえば代表取締役に当たりますが、元々三和銀行に21年間勤めていて、退職後はコンサルティング会社を経営するなど、仏教界から見れば“よそ者”です。ところが、50歳で僧籍を…

【箱根対談】駒大監督・大八木弘明×松任谷正隆「駅伝って人生だ!」

「大八木さんがリタイアしたら、箱根はつまらなくなる」。駒澤大学陸上競技部監督の大八木弘明さんと、駒沢大学の大ファンだという音楽プロデューサーの松任谷正隆さんが語り合う「箱根の魅力」とは。 <summary> ▶︎松任谷さんは、39歳の時にジョギングを始め、自宅近くの砧公園で駒大選手が練習し…

俳句|関悦史

首・数字・春 如月の駅軍服の男ゐる 来世また瓦礫と会はん春の雨 三・一一 三・一四一五九二六…… 龍天に登るその背に眼鏡の女性 人類平均睾丸一個万愚節 おのが首取れ接ぎなほす春の夢 春の昼一億の首消え残る

船橋洋一の新世界地政学 「人が政策」バイデン政権のアジア戦略

今、世界では何が起きているのか? ジャーナリストの船橋洋一さんが最新の国際情勢を読み解きます。 政権交代のたびに政治任用者が大挙して政権入りする米国はどこにもまして「人が政策(Personnel is policy)」である。バイデン政権ではどんな人が、外交・安保政策、なかでもアジア政策をつくるの…