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佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史『リング』鈴木光司

佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史『リング』鈴木光司

コロナに直面した日本人の深層心理 最近、作家・鈴木光司氏の小説『リング』シリーズを読んだ。ホラー小説の歴史に残る名作だ。同日同時刻に4人の若い男女が激しい苦悶の表情を残して死んだことが物語の発端だ。4人の死をつなぐのは呪いのビデオテープだ。そこに映っていたのは、山村貞子という女性が見た奇妙な光景を念写したものだった。 『リング』には『らせん』『ループ』などの続編がある。原作もベストセラーだが、映画にもなりヒットした。米国でも映画化された。「貞子」は、化けものとして世界的に有

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