政権支持率が急落する中、保守勢力の逆襲が始まった。黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員)×趙甲濟(ジャーナリスト) <summary> ▶︎文在寅政権の支持率が急激に低下している。12月にはこれまでで最低の36・7%を記録した ▶︎政策失敗やスキャンダルが続き支持率が低下している一方で、コ…
破滅回避のため、青瓦台の密使が日本に送り込まれた。/文・牧野愛博(朝日新聞編集委員) <この記事のポイント> ▶︎菅が首相就任後、心に決めた対韓外交の方針は「原理原則」だった ▶︎日韓関係破滅を回避すべく、韓国側は青瓦台の高官を2度にわたり日本に送り込んだ ▶︎北朝鮮問題ではお互いの…
日本でもベストセラーになった『反日種族主義』が作った新たな潮流は、文在寅大統領の足元を揺るがすか――。いま韓国で巻き起こる新たな歴史観とは一体どんなものなのだろうか?/文・久保田るり子(産経新聞編集局編集委員、國學院大學客員教授) 反文ムードが広がっている 文在寅政権の暴走が始…
約4年前、日韓両国は歴史的な「慰安婦合意」に漕ぎ着けたはずだった。その後、韓国では保守の朴槿恵政権が倒れ、進歩(革新)の文在寅政権が誕生。革命的政権であり、日韓関係を危惧する声も出たが、当初、安倍は「(文在寅とは)意外に対話できるかも」と漏らしていた。だが、その後の日韓関係は急速…
「謙虚で清廉であるべき」という信念を持つ文在寅大統領は、歴代韓国大統領の中では人に会いたがらない珍しいタイプと評される。「最側近は夫人」と皮肉る声も広がる。だが、人と会おうとしないがゆえに摩擦が広がっている、という指摘もあり……/文・牧野愛博(朝日新聞編集委員)
昨年10月の徴用工判決を始め、韓国の振る舞いは日本人の目には国際常識を無視した暴挙に映ることもある。その本質は「歴史」という視座を持つことによってみえてくる。/文・宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)
2019年3月1日、韓国では3・1独立運動から100年目を迎えた。奇しくも同じタイミングとなる今年、「3・1独立運動」をめぐる日本側の公文書が見つかった。そこには知られざる事実が記されていたのだが――。/文・渡辺延志(歴史ジャーナリスト)