文藝春秋digital

「二階俊博」その男、面妖につき――新政権樹立の功労者へ

安倍首相の辞任表明から、今回の総裁選の荒波を巧みに乗りこなしたのは、財務相兼副総理の麻生太郎、幹事長の二階俊博、そして自ら総裁候補に名乗りを上げた官房長官の菅義偉の3人だった。中でも、「面妖な動き」を見せたのは二階幹事長。そのしたたかな戦略とは——。/文・赤坂太郎 再発の兆候 7年…

突然の辞意表明で総裁選へ “ポスト安倍候補”5人は何を語っていたか

“ポスト安倍候補”5人の「ことば」 コロナ禍のさなか、突然の幕引きだった。 安倍晋三首相は、28日午後5時に開いた記者会見で、体調問題を理由に辞任する意向を明らかにした。24日には、首相としての連続在任期間が歴代最長となったばかりだった。 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、永田町で…

菅義偉官房長官、すべての疑問に答える

小池都知事との攻防、GoToキャンペーン批判、安倍総理との関係……コロナ対応では「菅外し」も囁かれた。安倍政権の屋台骨を支え続けてきた官房長官・菅義偉は、この間、何をしていたのか──あらゆる疑問をぶつけた。 観光は「地方創生の切り札」 7月22日から、旅行代金を最大で35%補助する「Go To…

「総理は精根尽きている…」安倍が解散に踏み切れない“岸田爆弾”

窮地打開には伝家の宝刀を抜くしかない。だが、それができない苦悩。安倍の力の衰えと共に「パクス・アベーナ」は終わり、権力闘争の時代へ。永田町では策士たちが蠢き出している。/文・赤坂太郎 解散できない安倍の苦悩 鬱陶しい梅雨のさなか、公明党の支持母体である創価学会の地方の幹部たちは、…

コロナが変えた権力構造 “菅外し”で現実味を帯びる「長官辞任」と「石破擁立」

「岸田次期首相で事実上の院政」を目論む安倍首相。だが、岸田氏をこき下ろし続けてきた菅官房長官は、絶対にそのシナリオを阻みたい。それを察知した首相周辺は急速に“菅外し”を進める。新型コロナウイルスは安倍・菅の間に亀裂を入れてしまった。そして安倍首相の宿敵・石破氏と菅長官の距離は縮ま…

官邸で勃発した“冷戦”――安倍が目論む「菅の追い落とし」と「後継者・岸田」

IR、河井夫妻、桜を見る会……側近のスキャンダル続出で、菅義偉官房長官の包囲網が狭まっている。そんな中、安倍晋三首相は、自民党仕事始めのスピーチで「柚子は9年の花盛り」と語った。その言葉に込められた安倍の野望とは?/文・赤坂太郎 「改憲をやってくれるかどうかわからない」 「国のかた…

「安倍さんの続投しかない」森喜朗、東京2020と政局を大いに語る。

「私はオリンピックの直前に83歳になります。いつ倒れてもいつ死んでもおかしくない。だから、残りの人生、オリンピックのため、日本のために奉仕する」。はいかま宣告、そして人工透析……満身創痍の体で憂国の想いを語り尽くした。/文・森喜朗(東京五輪・パラリンピック組織委員会会長) 残りの人…

囁かれる「五輪イヤー解散」笑うのは誰だ? 安倍首相、それとも……

予想外に長引いた「桜を見る会」の余波。安倍官邸は国民の反感を読み違えた。この窮地を脱出するために「伝家の宝刀」を抜くのか? 政界真相レポート/文・赤坂太郎 官邸でイチローを説得した安倍 「決してたやすい道ではないが、必ずや私の手で成し遂げていきたい」  首相の安倍晋三は昨年12月、…

「桜を見る会」で再浮上する岸田総裁論

安倍一強が揺らいでいる。閣僚の連続辞任、「桜を見る会」と相次ぐ不祥事。そんな中、「ハト派による改憲」シナリオが台頭してきた。すなわち、次期総裁として、岸田文雄が浮上してきたのである。/文・赤坂太郎 相次ぐ不祥事の中、「ハト派による改憲」シナリオが台頭してきた  存外、権力の行く手…

麻生太郎副総理が激白 「安倍総理よ、改憲へ四選の覚悟を」

「隣国とは仲良くなれない」「しがらみのない政治なんてない」……安倍長期政権を支え続けている麻生太郎副総理を訪ねると、歯に衣着せぬ“麻生節”が飛び出した。安倍首相本人は否定しているが、麻生氏は「安倍四選」に言及する。その心の内は――/文・麻生太郎(財務大臣兼副総理) 長期政権の理由…