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#医療

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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名医が飲んでる市販薬 長田昭二(医療ジャーナリスト)《かぜ薬》総合より症状別、《頭痛薬》「クイック系」に注意、《目薬》正しい使い方とは、《胃腸薬》ストレス性胃炎に安中散 何でも正露丸は×、《漢方薬》にも副作用

手軽さのウラに潜む意外なリスクを知っておこう。/文・長田昭二(医療ジャーナリスト) 【かぜ薬】総合感冒薬は避けようかぜ(感冒)が疑われる時、まずどうしたらいいのだろう。 「とるべき対処は、年齢などによって変わってきます」 そう教えてくれたのは、国際医療福祉大学成田病院呼吸器内科部長の津島健司主任教授だ。 津島医師 「免疫が十分にできていない乳幼児と、心疾患や腎疾患、呼吸器疾患、糖尿病などの基礎疾患を持つ高齢者は、すぐに医療機関を受診すべき。それ以外の年代の人は、自宅

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サステナビリティは心の中に 𠮷岡秀人(小児外科医、国際医療NGOジャパンハート創設者)

文・𠮷岡秀人(小児外科医、国際医療NGOジャパンハート創設者) 昨年の12月、3週間ほどカンボジアに滞在した。2004年に私が創設した国際医療NGO「ジャパンハート」は東南アジアの途上国で医療支援を行っており、現地では小児がんなど難病の子どもの手術に連日、取り組んだ。 新型コロナの感染拡大の影響で、日本からの医療専門家のボランティアだけでは活動が停滞するようになったため難病の治療には私が直接、足を運ばざるをえなくなった。昨年は4回、渡航し、1回あたり100件ちかくの手術を

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山本健人(医師・外科専門医) 外科の歴史をたどる

文・山本健人(医師・外科専門医) 星座に関心のある人なら、カニ座を「Cancer(キャンサー)」と呼ぶことはご存知だろう。実はcancerには「がん」という意味もある。なぜ、がんがカニなのか。これは、古代ギリシャの医師ヒポクラテスが、がんを「カルキノス」(ギリシャ語のカニ)と呼んだことに由来する。紀元前400年頃のことだ。乳がんが乳房をえぐるようにして広がる様子が、まるで脚を広げたカニのように見えたからである。 実は、18世紀頃まで最も多いがんは乳がんだった。最大の理由は

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アルツハイマー「新薬」の未来 東大教授解説|岩坪威

反対意見が続出するなか米国で承認。その効果は?夢の薬か、それとも……。/文・岩坪威(東京大学大学院教授) 岩坪氏 アルツハイマー病を「希望の持てる病気」にアルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」が6月、米食品医薬品局(FDA)に承認された。米バイオ医薬品会社バイオジェンと日本の製薬会社エーザイの共同開発で、病気の原因物質に働きかけ、進行抑制を期待できる世界で初めての薬だ。 両社の株価が上がるなど歓迎ムードがある一方で、治験のデータが十分でなかったことから、批判や抗議の声

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日本医師会はなぜ嫌われるのか|横倉義武

病床確保、ワクチン接種──。コロナ対策の最前線に立つべきだ。/文・横倉義武(日本医師会名誉会長) 横倉氏 国民の強い反発は当然 コロナという「国難」がつづくなか、日本医師会が国民から信頼を失いつつあります。昨年6月まで8年余りにわたり会長を務めた私にとって非常に残念なことですし、責任の一端もあると感じています。 現在、私は地元・福岡県みやま市にある医療法人の理事長を務めていますが、耳に届くのは日本医師会に対する不満ばかりです。大学病院の医師からは「いまの医師会はちょっと

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勇み足とスタンドプレーで「ワクチン大混乱」 河野太郎は何をしている

大臣の「勇み足」とスタンドプレーで、現場には困惑が広がる。/文・辰濃哲郎(ノンフィクション作家) <summary> ▶省庁の縦割りの調整役を担うべく登場した河野太郎行政改革相だが、彼の言動が劇薬となって軋轢が生じ、想定外の事態を招くこともしばしば ▶河野氏の言動からは、ワクチンのことはすべて自分が決めるという気負いが先行し、驕りさえ垣間見える ▶混乱を避けるために「1施設1種のワクチン」の原則を厚労省が掲げていたはずなのだが、河野大臣はお構いなしだ 「会場を選べばワクチ

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【医療現場報告】絶望の「重症者病棟」から——「どう? 診れる?」「正直、無理です」

「正直無理です」。ゴールが見えない闘いのなか、現場は疲弊している。/ 文・岡秀昭(埼玉医科大学総合医療センター総合診療内科・感染症科教授)、聞き手・河合香織(ノンフィクション作家) <summary> ▶︎重症者の受け入れについては、医療崩壊が起こっていると判断していい状態 ▶︎患者の希望を踏まえて入院の振り分けをする“自然なトリアージ”がおこなわれている ▶︎コロナ患者を日常的に診ている医師とそうではない医師の間で、状況判断にズレや分断が起こっている 岡氏 重症者の治

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徹底討論 「医療逼迫」犯人は誰だ|米村滋人×舛添要一×宮田俊男

世界一の医療資源がありながら、なぜ治療が受けられないのか。/米村滋人(東京大学大学院教授・内科医)×舛添要一(元厚生労働大臣・元東京都知事)×宮田俊男(早稲田大学理工学術院教授・医療法人DEN理事長) <summary> ▶︎日本は、病院同士の連携が弱く、しかも行政が介入する余地が小さい。そんな中でコロナが直撃した ▶︎今の医療制度には外部から人員を派遣する仕組みはない。そのためスタッフは限界寸前に陥ってしまった ▶︎日本医師会の動きが悪かった。政府に対策を求める一方で、医

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がん医療の新常識 「全ゲノム解析」でがんはここまで治せる!

 がんは遺伝子との関連性が強い。そこで、患者のがんの遺伝情報を読み解き、最適な薬や治療法を探し出す……これががんゲノム医療の方針である。  日本では今年6月1日から「がん遺伝子パネル検査」が保険適用となった。標準治療が有効でなかった(手の打ちようのない)患者のがん組織を用いて114〜324個ほどの遺伝子を一度に調べ、それによって最適な治療薬の選択につなげるというものだ。患者が負担する費用は約17万円(高額療養費制度を利用できる場合はさらに低額になる)。数10万円かかった先進医

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がん医療の新常識 統計が教える本当に価値ある「検診&薬」はこれだ!

今や2人に1人ががんになる時代。検診で予防し、薬で治療したいけど、何が効果があるのかイマイチ分からない…そんな悩みを抱える人も、検診、薬の隠れたリスクがこの記事で一目瞭然!/文・徳田安春(「群星(むりぶし)沖縄臨床研修センター」センター長) 取材&構成・鳥集 徹(ジャーナリスト)

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