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「河野家三代」の血脈 一郎、洋平に続き総理になり損ねた太郎 篠原文也
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「河野家三代」の血脈 一郎、洋平に続き総理になり損ねた太郎 篠原文也

文・篠原文也 (政治解説者) 篠原氏 政治記者として河野家と交流 河野太郎はあっけなく失速した。 「ポスト菅」を決める今回の自民党総裁選で「自民党を変え、政治を変える」とのスローガンで国民的人気を博し、「次期首相にふさわしい政治家」の世論調査では5割近い支持を集めていた。しかし、決選投票で岸田文雄に大差で敗れた。 祖父・一郎、父・洋平が果たせなかった河野家三代の“悲願”を、一身に背負ってきた太郎。彼もまた、その宿命に抗うことはできないのか――50年近くにわたり、政治記

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河野太郎ワクチン担当大臣が断言「全責任は私が引き受ける」

河野太郎ワクチン担当大臣が断言「全責任は私が引き受ける」

「接種を急げ」。総理から何度も電話が──。/文・河野太郎(ワクチン接種担当大臣) <summary> ▶「7月末」という目標設定には、7月23日から開催予定の東京五輪は全く関係ない ▶日本は感染者数が欧米に比べて少ないため、治験の結果が出るまでかなりの時間がかかってしまう。製薬会社はスピードを重視するので、その時点で日本はパスされてしまった。そこが、ワクチン供給が出遅れた原因の一つ ▶2回目の接種では、3人に1人の方に37.5度以上の高熱が出ている。ある程度の痛みや発熱は織

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勇み足とスタンドプレーで「ワクチン大混乱」 河野太郎は何をしている

勇み足とスタンドプレーで「ワクチン大混乱」 河野太郎は何をしている

大臣の「勇み足」とスタンドプレーで、現場には困惑が広がる。/文・辰濃哲郎(ノンフィクション作家) <summary> ▶省庁の縦割りの調整役を担うべく登場した河野太郎行政改革相だが、彼の言動が劇薬となって軋轢が生じ、想定外の事態を招くこともしばしば ▶河野氏の言動からは、ワクチンのことはすべて自分が決めるという気負いが先行し、驕りさえ垣間見える ▶混乱を避けるために「1施設1種のワクチン」の原則を厚労省が掲げていたはずなのだが、河野大臣はお構いなしだ 「会場を選べばワクチ

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河野太郎行革相(ワクチン担当相)が考えるDX デジタル化の究極の目的は「ぬくもり」を作ること

河野太郎行革相(ワクチン担当相)が考えるDX デジタル化の究極の目的は「ぬくもり」を作ること

デジタルならオーダーメイドの行政も可能になる。/河野太郎(行政改革担当大臣) <summary> ▶︎菅政権が目指すデジタル化の究極の目的は、「ぬくもり」を大切にする社会を作ること ▶︎将来を背負う子供をいかに育てるか。その課題における解の一つが、オンライン教育の規制緩和 ▶︎ポストコロナの世界では、内政でも外交でも「寄り添う」が重要なキーワードになるはず デジタル化とは電子情報化のことなのか? 

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失言の効用|塩野七生「日本人へ」

失言の効用|塩野七生「日本人へ」

文・塩野七生(作家・在イタリア) 安倍首相に代わるのは菅官房長官で決まりらしい、との情報は受けていたので菅氏の登場には驚かなかったが、新総理は誰を官房長官に指名するのかには関心を刺激された。首相にとっての官房長官くらい、重要な協力者もないのだから。それで想像を愉しむ気になったのだが、私だったら河野太郎にするだろう。理由は2つ。 第一に、今の日本だからこそ、カラッと明るいキャラが求められること。首相と官房長官という官邸トップの2人ともが湿っぽいと、政府全体まで湿っぽい感じに

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突然の辞意表明で総裁選へ “ポスト安倍候補”5人は何を語っていたか

突然の辞意表明で総裁選へ “ポスト安倍候補”5人は何を語っていたか

“ポスト安倍候補”5人の「ことば」コロナ禍のさなか、突然の幕引きだった。 安倍晋三首相は、28日午後5時に開いた記者会見で、体調問題を理由に辞任する意向を明らかにした。24日には、首相としての連続在任期間が歴代最長となったばかりだった。 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、永田町では、激務で安倍首相の持病の潰瘍性大腸炎が再発したのではないかと囁かれてきたが、その推察は的中していた。 安倍首相は会見で、自身の体調問題について「8月上旬に潰瘍性大腸炎の再発が確認された」と

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河野太郎・防衛大臣「初当選の頃から総理を目指してきた」

河野太郎・防衛大臣「初当選の頃から総理を目指してきた」

陸上イージス配備停止の問題で河野太郎防衛大臣の人気が上がっている。「ポスト安倍」3位に急浮上したのだ。Twitterなどでも積極的に自ら発信する河野氏の知名度は元々高い。次期総裁選をどうみているのだろうか。本人に聞いた。/文・河野太郎(防衛大臣) 山口と秋田の皆さんのことを第一に「これは配備を止めるしかないな」 私が、山口県のむつみ演習場に配備予定だった「イージス・アショア」の「ブースター問題」について、事務方から報告を受けたのは、6月3日のことです。 それまで政府は、

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河野太郎「日韓の『先人の知恵』を無にするな」――連続インタビュー「ポスト安倍」に問う。

河野太郎「日韓の『先人の知恵』を無にするな」――連続インタビュー「ポスト安倍」に問う。

日韓関係が悪化する中、一躍脚光を浴びることになった河野太郎氏。9月11日に行われた内閣改造では、外務大臣から防衛大臣へ横滑りした。そんな河野氏は、「理想とするリーダーはいない」と断言する。