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【田辺聖子「十八歳の日の記録」】没後2年、押し入れから出てきた一冊のノート|田辺美奈

【田辺聖子「十八歳の日の記録」】没後2年、押し入れから出てきた一冊のノート|田辺美奈

――若き日は過ぎ去り易い――。けれども多彩であり、豊なる収獲がある。それ故に、“若き日”は尊い。「空襲」「敗戦」「父の死」「夢」を鮮烈に綴った作家・田辺聖子の76年前の日記発見。 姪の田辺美奈さんが、今回の日記発見に至る経緯を明かします。 白紙に戻した記念館事業 伯母は「絶えず書く人だった」と思う。 生涯、700冊以上の著書を残した作家としての仕事ぶりだけでも、そう言えるかもしれないけれども、私がそのように感じたのは、兵庫県伊丹市梅ノ木にある伯母の自宅を整理した際に出て

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