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#平尾隆弘

山崎豊子と文藝春秋 『大地の子』編集者の前で日本舞踊 「取材には二つあるの」。自称「作家馬鹿」の武器 平尾隆弘(文藝春秋元社長) 創刊100周年記念企画
文・平尾隆弘(文藝春秋元社長) 沖縄と戦争孤児2022年は、沖縄返還(5月)、日中国交回復(9月)から50年になる。 山崎豊子が「文藝春秋」に連載した小説『大地の子』『運命の人』は、いみじくもこの2つのイッシューを背景にしている。「戦後の終り」のごとく喧伝された沖縄返還と日中国交回復に、鋭い疑問符をつきつけたのが、この2作品であった。以下、担当編集者として、連載当時の見聞を書かせていただく。取材等で私よりはるかに苦労した編集者(中井勝、高田直、小田慶郎の諸氏)がいるのだが
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