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文藝春秋digital

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#安全保障

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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「中国は信頼を裏切った」ラーム・エマニュエル駐日米国大使 進化する日米同盟が「自由で開かれたインド太平洋」を支える

進化する日米同盟が「自由で開かれたインド太平洋」を支える。/聞き手・新谷 学(本誌編集長)、翻訳・構成=近藤奈香 エマニュエル氏 米民主党きってのタフネゴシエイター 今年1月23日に着任したラーム・エマニュエル駐日アメリカ大使(62)は、アメリカの政界では剛腕として名を知られ、「ランボー」の異名を持つ。シカゴの東欧系ユダヤ人の家系に生まれた同氏は、大学在学中から政治活動に没頭。民主党陣営での選挙活動と資金集めに貢献し、若くして頭角をあらわした。 1993年、ビル・クリン

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追想・安倍晋三内閣総理大臣 北村滋

2022年7月8日「悲報」——奈良県橿原市それは普段よりはむしろゆったりとした昼時であった。眼下に芝・虎ノ門の街並みを見下ろす赤坂1丁目、高層ビルの最上階、船橋洋一氏との昼食を待つ最中、その知らせは前触れもなく飛び込んできた。 「NHK速報 安倍元首相 奈良市で演説中に倒れる 出血している模様 銃声のような音」(11時44分) 目を覆いたくなるような不吉な知らせだった。さらに、「背後から散弾銃のようなもので撃たれた模様」「心臓マッサージ中 ヘリで搬送の予定」「銃器は押収済

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【フル動画】北村滋×三浦瑠麗「前国家安全保障局長に聞く 重信房子、日本赤軍との闘い」

◆この国の安全保障を問う  文藝春秋digitalは、6月20日(月)20時〜、前国家安全保障局長の北村滋さんと、国際政治学者の三浦瑠麗さんによるオンライン対談イベント「前国家安全保障局長に聞く 重信房子、日本赤軍との闘い」を開催しました。 《対談はこのページ下部にあります》  北村さんは内閣情報官をおよそ8年、国家安全保障局長を2年ほど務め、日本のインテリジェンスを支えてきた存在です。2014年に施行された特定秘密保護法の制定、国家安全保障局(NSS)の発足など日本の情

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片山杜秀「核の選択」清水幾太郎を読み直す

42年前、日本の核武装を訴えた知識人がいた──。/文・片山杜秀(慶応義塾大学教授) 片山氏 戦後のタブーに触れた日本には核兵器が必要だ。世界の現実を前にすればあまりに明らか。それなのに「非核三原則」になおこだわるのか。平和主義的・性善説的夢物語にとらわれず、この世のありのままを素直に見よう。 最近の情勢に触発されての台詞ではない。もう40年以上前にそう宣言した人が居た。清水幾太郎という。戦後日本のオピニオン・リーダーのひとりにして、社会学の泰斗。彼は、1980(昭和55

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北村滋 国家安全保障戦略「三本の矢」 緊急特集ウクライナ戦争と核

岸田首相よ、ミサイル、グレーゾーン事態、ハイブリッド戦に備えよ。/文・北村滋(前国家安全保障局長) 北村氏 日本が避けて通れぬ「3つの喫緊の課題」1月26日、岸田内閣は、国家安全保障戦略の改定を目指して、有識者からのヒアリングを開始した。私もその場に出席し、自らの意見を開陳した。 国家安全保障戦略は、「1内閣1戦略」とも言われ、我が国の国益を長期的視点から見定めた上で、国際社会の中で我が国の進むべき針路を定めるものだ。しかし、現下の極めて厳しい極東の安全保障環境を考える

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「日本外交のしたたかさ」とは何か? 船橋洋一 新世界地政学126

今、世界では何が起きているのか? ジャーナリストの船橋洋一さんが最新の国際情勢を読み解きます。 「日本外交のしたたかさ」とは何か?岸田文雄首相は、国会冒頭の「施政方針演説」の中で、「厳しさと複雑さを増す国際情勢の中で、日本外交のしたたかさが試される1年です」と語った。そして、「私自ら先頭に立ち、未来への理想の旗をしっかりと掲げつつ、現実を直視し、『新時代リアリズム外交』を展開していきます」と続けた。 米中対立、国際秩序の揺らぎ、経済が武器化する地経学的闘争という激変する国

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新世界地政学125「“スマート経済安全保障”が必要」船橋洋一

今、世界では何が起きているのか? ジャーナリストの船橋洋一さんが最新の国際情勢を読み解きます。 “スマート経済安全保障”が必要独立系シンクタンクAPI(アジア・パシフィック・イニシアティブ)がこのほど発表した日本の「経済安全保障上重要かつ敏感な企業100社」に対するアンケート調査結果は、政府が経済安全保障政策を進める上で心しておかなければならない多くのことを教えてくれる。 調査結果は3つの点を明らかにした。 第1に、これらの企業は米中対立を最大の地経学上のリスクととらえ

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習近平とプーチンの罠 中西輝政

岸田首相も「アングロ5カ国」に続け!/文・中西輝政(京都大学名誉教授) 「アメリカに頼ってばかりでは駄目」2022年の世界情勢は「踊り場」を迎えるでしょう。米中対立など、数年前から起き始めた国際秩序をめぐる歴史的な変化が、2020年代を通じてこのままエスカレートしていくのか、あるいは元の姿に逆戻りするのか——今年は、その行方が決まる年になりそうです。 昨年12月、アメリカのバイデン大統領は、世界の111の国と地域に参加を呼び掛け、「民主主義サミット」を開催しました。これに

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船橋洋一 新世界地政学122 「345中国包囲網」

「345中国包囲網」豪州がフランスを協力相手として進めてきた潜水艦開発を米国と英国との原子力潜水艦開発に切り替え、しかも豪英米ともそれを極秘裏に行ったとして、フランスは激烈な対米、対豪批判を繰り広げた。ルドリアン外相は「嘘をつき、欺瞞を語り、信頼関係に傷がついた」と豪英米の新防衛機構AUKUS3カ国を公然と非難した。なかでもバイデン政権に対しては「身勝手で、突然、それも一方的に決めたトランプ政権とどこが違うのか」と憤懣をぶつけた。 ただ、この対米批判の嵐も先月下旬のマクロン

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北村滋(前国家安全保障局長)「経済安全保障」とは何か?

東芝事件、学術会議問題等の深層を前国家安全保障局長が語り尽くす。/文・北村滋(前国家安全保障局長) 北村氏 長くやるべき職務ではない去る7月7日をもって国家安全保障局(NSS)局長を退任しました。1980年の警察庁入庁から始まった公務員人生は実に41年にわたりますが、そのうち最後の9年6カ月を総理官邸で過ごしたことになります。 「こういう職業は無限にできるわけではない」 退官に当たり、親友で、アメリカの国家情報長官を歴代最も長く務めたジェームズ・クラッパー氏は、こん

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迫る台湾侵攻「日米極秘訓練」の全貌 中国共産党の「野望と病理」|麻生幾

Xデーは北京冬季五輪から数カ月後。日本が人民解放軍の標的となる――。/文・麻生幾(作家) 「10年以内には台湾有事が発生する」長さ約25メートル、幅が10メートルを超える広大な床に広げられた巨大な地図。描かれているのは、沖縄県の宮古島(みやこじま)、伊良部島(いらぶじま)と下地島(しもじしま)を拡大したものだ。 そのうち宮古島の北側に位置し、オーシャンブルーの海を一望できる西平安名崎(にしへんなざき)の、ちょうどその上に、ⅢMEF(スリーメフ)(アメリカ海兵隊第3海兵遠征

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中国共産党の「野望と病理」 日本は「人権問題」にどう向き合うべきか【徹底討論】習近平と「ウイグル大虐殺」

世界は14億人「強権帝国」に吞み込まれるのか。/阿古智子(東京大学教授×富坂聰(ジャーナリスト・拓殖大学教授) 世界が“新しいゲーム”に突入 阿古 7月1日、中国共産党は創立100周年を迎えました。急速な経済成長により、中国の存在感は増すばかりですが、その一方で、国際社会からの批判の声は高まり続けています。6月13日に閉幕したG7サミットでは、新疆ウイグル自治区や香港における人権問題に加え、「台湾海峡の平和及び安定」にも言及した首脳宣言を採択。中国を強く牽制しました。また、

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船橋洋一の新世界地政学 台湾:戦略的曖昧性と戦略的明瞭性

今、世界では何が起きているのか? ジャーナリストの船橋洋一さんが最新の国際情勢を読み解きます。 先月の日米首脳会談後に発表された共同声明は、「日米両国は、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す」と明記した。 日米共同声明で台湾に言及したのは1969年の佐藤・ニクソン会談後、52年ぶりのことである。この時は、「台湾地域における平和と安全の維持も日本の安全にとって極めて重要な要素」であるとの文言が入った。それに比べても、今回の文言は、ことさ

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