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“ポスト菅”候補不在で自民党内にくすぶる三たびの「安倍待望論」

菅政権への不安と不満が「あの男」を担ぎ出すのか?/文・赤坂太郎 <この記事のポイント> ●「パクス・アベーナ」が終わり、自民党は戦国時代に入った ●今回の政権樹立で二人三脚だった菅首相と二階幹事長だが、対立の芽が見え始めている ●「ポスト菅」候補の面々はどれも帯に短し襷に長し。そこ…

アパティアという名の先進国病|塩野七生「日本人へ」

文・塩野七生(作家・在イタリア)  外国語で「アパティア」と言われると何やら深遠な精神状態でもあるかのように聴こえるが、所詮は「無気力な状態」にすぎない。  アパティアとは「パトス」(情熱とか気概)を失った精神状態であり、どうせ何をやったって変わりませんよ、という想いが支配的にな…