文藝春秋digital

手嶋龍一さんが今月買った10冊の本

手嶋龍一さんが今月買った10冊の本

想定不能の危機に備えるわれわれは「習近平の中国」にどう向き合えばいいのか。21世紀の国際社会に突き付けられた難問である。「メルケルのドイツ」は、ウイグルへの人権抑圧を非難しながら、巨大な利益をこの国から引き出そうとしてきた。だが、共産党政権が結党100年を機に「中華民族の偉大な復興」を唱え、中国主導の生産システムに欧州各国を組み込もうとするに及んで、安易な政経分離など通用しないと覚ったはずだ。 柯隆の『「ネオ・チャイナリスク」研究』は、中国の素顔を遠近両方から精緻に描ききっ

スキ
9