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短歌|木下龍也

はな、ればなれ 染み込んだつゆに衣をうばわれる痩身の海老のように起床 空き缶の日の空き缶に早朝のごみ捨て場まで連れて行かれる こころっていつもからだについてきて歩行の邪魔をするからきらい 花を嗅ぐひとときだけは許されたような気持ちでマスクを外す くちづけのたびに明度は低くなりあな…