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#難民

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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藤原正彦 父の手拭い 古風堂々36

ロシアによるウクライナ侵攻ほどのあからさまな侵略が、21世紀ヨーロッパで行なわれるとは信じ難いことである。さらなるショックは、弱小国ウクライナが強大国ロシアに一方的に蹂躙され、多くの市民が殺されてもなお国家の存亡をかけ勇敢に戦っているのを、毎日毎晩テレビなどで見ながら、どの国も助けに行こうとしないことだ。アメリカでは最タカ派議員さえもウクライナへの戦闘機供与に反対している。誰もが核攻撃をほのめかす狂気のプーチンと事を構えたくないからだ。核攻撃をほのめかしさえすれば台湾や尖閣を

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夜啼き鳥の歌|小野正嗣

文・小野正嗣(小説家・仏文研究者) Kさんが亡くなってから6年になる。七回忌か。でも彼は日本の人ではなかった。 2005年の春、足かけ8年のフランス留学を終えて帰国した。そのうちの5年ほどは、パリから南に列車で1時間のオルレアンに暮らすエレーヌとクロードの夫妻の家での居候生活だった。 3階にある僕の部屋からは大きな中庭が見渡せた。フランスを発つ前日の早朝、開けた窓から薄闇を貫いて夜啼き鳥の声が聞こえてきた。驚きのあまり立ち尽くした。その美しい歌を耳にするのは初めてではな

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30人のためだけに|塩野七生「日本人へ」

文・塩野七生(作家・在イタリア) 1度だけ、生前の司馬遼太郎と、じっくり話をしたことがある。対談のような仕事の場ではない。同席者も私を初めて先生に紹介した人なので、この大作家に対しても、正直に率直に質問した。先生にとって最も嬉しい読者はどんな人ですか、と。書く自分の意図を正確に受けとってくれる人、という答えを予想していたのだが、先生の答えはちがった。「司馬遼太郎は今、こういうことが書きたかったのだな、と思いながら読んでくれる人」であったのだから。 まったく同感です、と言っ

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「世界で最も尊敬された日本人」緒方貞子さんの生き方に学ぶこと【全文公開】

2019年10月29日、日本人初の国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子さんが亡くなっていたことが分かりました。92歳でした。緒方さんは在任中の10年間でイラク・クルド難民問題、ボスニア紛争、ルワンダ大虐殺問題などに取り組み、支援と「難民へのリスペクト」を訴えました。「文藝春秋」2013年1月号では、50年来の親交があるウシオ電機の牛尾治朗会長が、緒方さんとの思い出を語っていました。その全文を特別公開します。緒方貞子さんのご冥福をお祈り致します。 ※記事中の年齢や日付などは掲載時

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