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#第二次世界大戦

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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保阪正康「軍服を着た天皇」“天皇の戦争責任”の問いの前に知っておきたい 日本の地下水脈21

「天皇に戦争責任はあるのか?」。その問いの前に知っておきたい歴史的事実。/文・保阪正康(昭和史研究家)、構成:栗原俊雄(毎日新聞記者) 保阪氏 「天皇と戦争の関係」前回見たように、日本人にとって皇室とは「聖なるもの」の地下水脈を体現した存在であった。 皇室は、社会関係、生産関係、経済関係を持たない。日本人はそこに「聖なるもの」を見出してきた。俗世間に生きる人々は、生きるためのしがらみの中で、ときには俗悪な行為に手を染めなければならないが、「聖」が存在することによって、比

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佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史 『東條英機 「独裁者」を演じた男』一ノ瀬俊也

知られざる戦争指導者の実像コロナ禍の危機にあるにもかかわらず、日本の政界は緊張感に欠けている。当事者にとっては深刻だが、国家や国民とは関係ない権力闘争に明け暮れている。 もっとも太平洋戦争中も日本は2度も首相が交替している。総力戦体制の確立に努め、対米英戦争に日本が踏み切ったときの首相だった東條英機(1884年12月30日生~1948年12月23日没、41年10月18日~44年7月22日首相)の生涯を見ると、今日にも共通する日本の政治文化がわかる。まず、東條は知識人からは人

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三方善し 田原総一朗

著名人が父親との思い出を回顧します。今回の語り手は、田原総一朗さん(ジャーナリスト)です。 三方善しオヤジを表す言葉は、優しい、お人よし、能天気……。僕が楽天的なのは、明らかにオヤジの遺伝だと思う。逆に、おふくろは、すごく厳しい人だった。僕とオヤジの2人が、いつもおふくろから怒られていたものだ。 小学校の時、授業中に窓の外を見ると、なぜかオヤジが立っていたことがあった。オヤジは外から窓をあけ、私に向かって「映画を観にいこう」と。そのまま授業をさぼって、2人で映画を観にいっ

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近衛文麿 フンドシひとつで日光浴 細川護熙 100周年記念企画「100年の100人」

日本が戦争に突入する激動の時代、3度首相を務めた近衞文麿(1891~1945)。孫にあたる細川護熙氏が、祖父の思い出を綴る。/文・細川護熙(元総理大臣) 細川氏 祖父は、昭和12年6月に第1次近衞内閣を組閣。組閣後7月には盧溝橋事件、12月には南京占領という事態であったから、昭和14年1月の総辞職までの間、その前年に生まれたばかりの私をあやしてくれるような時間は当然なかっただろう。 15年7月には第2次近衞内閣を組閣、第3次の昭和16年10月まで首相を務めた。12月に開

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鈴木貫太郎 バラが咲く官邸で 鈴木道子  100周年記念企画「100年の100人」

昭和天皇との阿吽の呼吸で無条件降伏を決めた首相鈴木貫太郎(1868~1948)。二・二六事件当時は侍従長で、反乱軍に襲われ重傷を負った。孫の道子氏(90)が語る。/文・鈴木道子(音楽評論家) 祖父は背が高く肉厚でガッチリとした体格でした。威風堂々として、人柄も身体も大きな人だったという印象が強いです。小さい頃、祖父に飛びつくと、家族から「大木にセミ」とからかわれましたね。映画などで枯れた老人として演じられることが多いですが、生気に満ち溢れていた祖父だからこそ難局に立ち向かえ

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佐藤優のベストセラーで読む日本の近現代史 『なぜ必敗の戦争を始めたのか―陸軍エリート将校反省会議』半藤一利編・解説

日米首脳会談を地政学から読み解く 米国を公式訪問した菅義偉首相がワシントンで4月16日(日本時間17日)、ジョセフ・バイデン大統領と会談した。同日発表された共同声明では、国際秩序を一方的に変更しようとする中国を牽制する以下の内容が含まれた。 〈日米両国は、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す。日米両国は、香港及び新疆ウイグル自治区における人権状況への深刻な懸念を共有する。日米両国は、中国との率直な対話の重要性を認識するとともに、直接懸念

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【新資料発見】日独伊「三国同盟」80年目の真実——あまりに杜撰な条約が日本の運命を決定づけた

大島浩駐独大使、未公開の「独白録」。日本を破滅に導いた条約の“実態”はあまりに杜撰だった。/文・渡辺延志(歴史ジャーナリスト) <この記事のポイント> ▶︎ナチス政権下の駐独大使だった陸軍中将・大島浩の未公開発言録が発見された。昭和史の“空白”を埋める新資料だ ▶︎日独伊三国同盟の目的は「アメリカの参戦を阻止すること」だったが、同盟をめぐる過程はあまりに杜撰だった ▶︎条約案の骨子を書いた大島としては、外相・松岡洋右の行動がなければ……という思いだったのだろう  三国同盟

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沈没船がつなぐ歴史ーー宮地ゆう

文・宮地ゆう(朝日新聞記者)  9月最後の週末、南北戦争の激戦地として知られるペンシルベニア州ゲティスバーグを訪れた。ここで、第2次世界大戦中に沖縄戦を戦った米兵の戦友会が開かれたためだ。集まったのは、沖縄県古宇利島の沖合に沈む米海軍の掃海艇「エモンズ」という船の乗組員4人と、遺族や子孫たちだ。  ホテルのロビーに着くと、何組かの家族が私を見つけて「元気だった?」と声をかけてきた。会長のアーマンド・ジョリーさん(97)は、「待っていたよ」と、抱きしめてくれた。  194

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手嶋龍一さんが今月買った10冊の本は?

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