文藝春秋digital

『破局』遠野遥さん「King Gnuと夏目漱石」|芥川賞・受賞者インタビュー

受賞のことば 遠野遥    時々、自分の実力を超えた文章が書ける。「破局」で言えば、主人公が彼女と北海道に行き、一本の傘にふたりで入る、入らない…

『首里の馬』高山羽根子さん「手を縛られても足で書く」|芥川賞・受賞者インタビュー

受賞のことば 高山羽根子  この困難な社会情勢の中で、自分ごときがなにを、という思いは強くあります。できることは、今までも、これからも変わらず…

第163回 芥川龍之介賞 決定発表・選評

芥川龍之介賞  正賞 時計  副賞 百万円 首里の馬(しゅりのうま)  新潮3月号 高山羽根子(たかやまはねこ) 破局(はきょく)  文藝夏季号…

追悼・古井由吉「日本文学は精神的支柱を失った」|平野啓一郎

2月18日、古井由吉氏が肝細胞がんのため亡くなった。享年82。 古井氏は1937年、東京生まれ。7歳で東京大空襲を経験。60年、東京大学文学部ドイツ文学科…

宮本輝「芥川賞」選考委員退任の辞――河野多惠子さんのタバコ

第162回芥川賞選考会を最後に、宮本輝氏が選考委員を退任することとなった。宮本氏は1978年に『螢川』で芥川賞を受賞。1995年に戦後生まれ初の同賞選考…

芥川賞 受賞者インタビュー|古川真人「4度目の選考会、ロング缶5本飲んだ夜」

第162回芥川龍之介賞は、古川真人さんの『背高泡立草』に決まった。大学を中退し、新潮新人賞を受賞するまでの6年間は無職だったという古川さん。ひたす…

令和元年上半期 第161回芥川賞発表!

芥川龍之介賞  正賞 時計    副賞 100万円 「むらさきのスカートの女(おんな)」 小説トリッパー春号 今村夏子 なお、直木三十五賞は、大島…

<髙樹のぶ子さん最後の芥川賞選考会>吉行淳之介さんの言葉が支えだった

第161回選考会をもって、選考委員の髙樹のぶ子さんが選考委員を“卒業”することになった。「35年間、『化けなきゃ』と思い続けた」という髙樹さん。現…

芥川賞受賞エッセイ「今日までのこと」――今村夏子

第161回令和元年上半期・第161回芥川賞は今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」に決定しました。今回の受賞に当たり、今村さんにエッセイをお書きい…