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文藝春秋digital

月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に配信。月額900円。(「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。今後は、新規登録なら「月あたり450円から」の「文藝春秋 電子… もっと読む
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#洪水

文藝春秋digital読者の皆さまへ、編集長より最後のお願い【「文藝春秋 電子版」1年無料プランのご案内】

5月31日、「文藝春秋digital」はクローズいたします。 これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。 先にもお知らせした通り、月刊文藝春秋のサブスクリプションは「文藝春秋 電子版」に一本化します。これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただいた皆さまには、突然のお知らせになったことを、改めてお詫び申し上げます。 「文藝春秋digital」のサービスが終了しますと、6月から皆さまに最新記事をお届けできなくなってしまいます

数字の科学――台風19号で氾濫した河川の数

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 今回の数字:台風19号で氾濫した河川の数=253 去る10月12日に上陸した台風19号は、主に豪雨によって日本各地に甚大な被害をもたらした。ここ数年、日本各地を襲ってきた水害にたまたま無縁であった首都圏も、今回はついに直撃を受けた。あらゆる手段を尽くして、かろうじて壊滅的な被害は免れたものの、少しでも条件が違っていれば遥かに甚大な人的・経済的損害が発生していたことは想像に難くない。たとえ

地方は消滅しない〈特別編〉洪水被災地ルポ 郡山の「人災」と福島の「奇跡」

地方自治ジャーナリストの葉上太郎さんが全国津々浦々を旅し、地元で力強く生きる人たちの姿をルポします。地方は決して消滅しない――。今回は特別編。10月に列島を襲った史上最大とも言われる台風の被災地を訪れました。現場はどうなっていたのか?渾身のレポートです。/文と写真・葉上太郎 福島を再び襲った水害。分かれた明暗の理由── 冷たい雨が降る。  10月22日、新天皇の「即位の礼」に伴う祝日。  しかし、福島県郡山市の中央工業団地では、かじかむ手に息を吹き掛けながら、浸水した事