文藝春秋digital

【終了しました】令和の文芸誌ブーム到来! 『文藝』×『文藝春秋』 編集長が語り合う「…

◆「文芸編集の世界」を編集長が語ります いま、令和の「文芸誌ブーム」が来ているといわれます。 ブームを牽引するのは、河出書房新社が刊行する文芸誌『文藝』です。「韓国・フェミニズム・日本」を特集した2019年秋季号は超異例の3刷となりました。創刊以来86年ぶりのことだといいます。 また、…

角田光代さんの「今月の必読書」…『今も未来も変わらない』

生の凄みを思い知らされた 雑誌の表紙を模したようなカバーが印象深い『今も未来も変わらない』。語り手の星子は40代のシングルマザー、高校生の娘、拠と2人暮らしをしている。小説家である星子の日々はいたってのんきで、24歳の青年、称くんと映画を見たり、10年越しの友人、志保とスーパー銭湯にい…

佐久間文子さんの「今月の必読書」…『セロトニン』

耐えられるレベルに保たれた絶望  出る前からベストセラーとなることが約束されているが、衝撃的な内容で毎度毎度、物議を醸し、フランスのみならず世界中の読者を困惑させる作家、ミシェル・ウエルベックの、2019年初めに出た最新作の邦訳が早くも刊行された。  前作『服従』は、2022年のフランス…

梯久美子さんの「今月の必読書」…『熱源』

読み手の心に静かな熱を生む  あのブロニスワフ・ピウスツキを描く小説があらわれたとは! 本書の刊行を知ったとき、驚きと期待、そして、正直に言えばいくばくかの不安が心の中でせめぎあった。ブロニスワフは実在の人物で、帝政ロシア末期の1887年に皇帝暗殺未遂事件に連座し、政治犯としてサハリ…

<髙樹のぶ子さん最後の芥川賞選考会>吉行淳之介さんの言葉が支えだった

第161回選考会をもって、選考委員の髙樹のぶ子さんが選考委員を“卒業”することになった。「35年間、『化けなきゃ』と思い続けた」という髙樹さん。現在の心境を聞きました。/髙樹のぶ子(作家)