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コロナ禍と外食|阿古真理

コロナ禍と外食|阿古真理

文・阿古真理(作家・生活史研究家) コロナ禍で生活に制約が課されて残念なのは、ご飯仲間と会えなくなったことである。フリーランスで働く私に、同僚は夫しかいない。誰かと会うのは常に「わざわざ」。情報交換やおしゃべりを楽しむ会食仲間には、食事以外に会う理由が見つけられない相手がいる。大人の社交は、ほぼ会食だったと痛感している。 私は3月に『日本外食全史』(亜紀書房)を上梓したが、調べる中で、会食という目的が外食店の歴史に大きな役割を果たしていることを知った。 日本初の料亭は、

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