文藝春秋digital

【相模原45人殺傷】植松聖の「優生思想」を生んだもの

【相模原45人殺傷】植松聖の「優生思想」を生んだもの

なぜ彼は障害者を全否定するのか。/文・渡辺一史(ノンフィクションライター) <summary> ▶︎事件の1年ほど前から急速に植松は、「世界を裏側から牛耳っているのは、イルミナティという秘密結社の存在である」という、いわば“陰謀論”に感化されていった ▶︎植松が、「障害者なんて、いらなくね?」と口に出していうようになったのは、2015年6月頃。ドナルド・トランプ氏が大統領選に出馬表明した時期と一致する ▶︎「植松は職場で冷遇され、居場所を失っていたのではないか。そして彼の怒

24
【有働由美子×上野千鶴子】ウエノ先生、私も「在宅ひとり死」できますか?

【有働由美子×上野千鶴子】ウエノ先生、私も「在宅ひとり死」できますか?

news zeroメインキャスターの有働さんが“時代を作った人たち”の本音に迫る対談企画「有働由美子のマイフェアパーソン」。今回のゲストは、著書『在宅ひとり死のススメ』が話題の社会学者・上野千鶴子さんです。 上野さん(左)と有働キャスター(右) 次の目標は「要介護老人」になることです 有働 新刊の『在宅ひとり死のススメ』を読んで、本当に安心しました。私はずっと独り身で、50を過ぎた今は「なんで結婚したかったんだっけ」と思うくらいですが(笑)、人生の最期にひとりでいること

23
夫ピート・ハミルとの33年|青木冨貴子

夫ピート・ハミルとの33年|青木冨貴子

文・青木冨貴子(ジャーナリスト・作家) 猛威を奮ったニューヨークのコロナ禍が少し落ち着きを見せた8月5日明け方、病院からの電話で目を覚ましたわたしはそれが夫の最期を告げるものとは思わなかった。 長い間、糖尿病を抱えていたピートは6年前に急性腎不全で入院し、心臓には4つのステントが入り、ペースメーカーも付けられ、歩行器なしには歩けなくなっていた。85歳という高齢のうえ、3年前からは週3回の人工透析が必要になっていた。 「ぼくの車椅子を押してくれるかい」 『ニューヨーク・

10