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安倍・菅「院政バトル」で決裂 赤坂太郎
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安倍・菅「院政バトル」で決裂 赤坂太郎

4人の候補者は“操り人形”に過ぎなかった。ゴッドファーザーの座を賭けた暗闘の内幕。/文・赤坂太郎 「安倍vs.菅」という対立構図 祭りが終わった。行革担当相の河野太郎、前党政調会長の岸田文雄、前総務相の高市早苗、党幹事長代行の野田聖子の4候補が争った自民党総裁選は、岸田と河野の決選投票を経て、岸田が第27代総裁に選出された。興行は絶大な効果を発揮し、菅義偉政権で低迷していた党支持率は回復した。11月に衆院選を控えていることを考えれば、最高の仕上がりだろう。 ただ、祭りの本

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菅政権「支持率急落」の裏で——二階、麻生、安倍の策謀

菅政権「支持率急落」の裏で——二階、麻生、安倍の策謀

「桜」だけでなく「菊」までもが政争の具に?/文・赤坂太郎 <summary> ▶︎安倍政権の経済ブレーンたちが執拗に菅の懐刀デービッド・アトキンソン批判を展開している ▶︎麻生と安倍が早期の解散総選挙の必要性で足並みをそろえ、菅の解散先送り戦略を苦々しく思っている ▶︎コロナに加え、「皇女」制度創設をはじめとする国の長期的課題が菅に押し寄せている 「桜」だけでなく「菊」までもが政争の具となるのか? 昨年12月4日夜、東京・赤坂の日本料理屋。副総理兼財務相の麻生太郎と自民

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「二階俊博」その男、面妖につき――新政権樹立の功労者へ

「二階俊博」その男、面妖につき――新政権樹立の功労者へ

安倍首相の辞任表明から、今回の総裁選の荒波を巧みに乗りこなしたのは、財務相兼副総理の麻生太郎、幹事長の二階俊博、そして自ら総裁候補に名乗りを上げた官房長官の菅義偉の3人だった。中でも、「面妖な動き」を見せたのは二階幹事長。そのしたたかな戦略とは——。/文・赤坂太郎 再発の兆候 7年8カ月に及ぶ一強政権の後に繰り広げられたのは、新たな一強の「勝ち馬」に乗ろうとする者たちの騒乱であった。 首相の安倍晋三は8月28日の会見で、「総裁を辞めていく立場で、私から次の総裁選に影響力

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突然の辞意表明で総裁選へ “ポスト安倍候補”5人は何を語っていたか

突然の辞意表明で総裁選へ “ポスト安倍候補”5人は何を語っていたか

“ポスト安倍候補”5人の「ことば」 コロナ禍のさなか、突然の幕引きだった。 安倍晋三首相は、28日午後5時に開いた記者会見で、体調問題を理由に辞任する意向を明らかにした。24日には、首相としての連続在任期間が歴代最長となったばかりだった。 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、永田町では、激務で安倍首相の持病の潰瘍性大腸炎が再発したのではないかと囁かれてきたが、その推察は的中していた。 安倍首相は会見で、自身の体調問題について「8月上旬に潰瘍性大腸炎の再発が確認された

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麻生太郎副総理が激白 「安倍総理よ、改憲へ四選の覚悟を」

麻生太郎副総理が激白 「安倍総理よ、改憲へ四選の覚悟を」

「隣国とは仲良くなれない」「しがらみのない政治なんてない」……安倍長期政権を支え続けている麻生太郎副総理を訪ねると、歯に衣着せぬ“麻生節”が飛び出した。安倍首相本人は否定しているが、麻生氏は「安倍四選」に言及する。その心の内は――/文・麻生太郎(財務大臣兼副総理) 長期政権の理由  安倍晋三総理は11月20日で、在任期間が歴代最長となりました。この7年間を持ちこたえられた理由をよく聞かれますが、それは誰にも分からない。消費税率を上げても支持率が下がらなかったのを見て、「ラ

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