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文藝春秋digital

月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に配信。月額900円。(「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。今後は、新規登録なら「月あたり450円から」の「文藝春秋 電子… もっと読む
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#現場のリアル

文藝春秋digital読者の皆さまへ、編集長より最後のお願い【「文藝春秋 電子版」1年無料プランのご案内】

5月31日、「文藝春秋digital」はクローズいたします。 これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。 先にもお知らせした通り、月刊文藝春秋のサブスクリプションは「文藝春秋 電子版」に一本化します。これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただいた皆さまには、突然のお知らせになったことを、改めてお詫び申し上げます。 「文藝春秋digital」のサービスが終了しますと、6月から皆さまに最新記事をお届けできなくなってしまいます

医療現場はもう限界……東京都医師会長の警告「政治家は現場に来い!」

「これ以上、東京都は持ちません!」 3月下旬、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療現場は崩壊の危機に瀕していた。一向に緊急事態宣言を出そうとしなかった政権に反旗を翻した異色の医師がいた。尾﨑治夫、東京都医師会長。決死の覚悟で放った尾﨑のメッセージとは何だったのか。/文・辰濃哲郎(ノンフィクション作家) 都医師会長の型破りな呼びかけ3月下旬、東京都医師会長の尾﨑治夫は、明らかに苛立っていた。 「ふざけんなよ。現場がどうなっているのか、わかってんのかって言いたいよ」

安直な「睡眠薬」の使用が“廃人”を作る

欧米では危険性が指摘されているBZ系睡眠薬が、日本では高齢者を「落とす」ために使われている。医師によって処方された薬剤の副作用で、数十万人にも及ぶ高齢者の認知機能が落ちているとしたら、あなたは信じられますか?/文・辰濃哲郎(ジャーナリスト)、坂口直(「医薬経済」編集部記者) 睡眠薬・抗不安薬のベンゾジアゼピン 人生の最終章に差し掛かった大切な時期に、医師に処方された薬剤の副作用によって、人が変わったように認知機能が落ちてしまう。そんな高齢者の被害が数十万人に及ぶかもしれない