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「河野家三代」の血脈 一郎、洋平に続き総理になり損ねた太郎 篠原文也
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「河野家三代」の血脈 一郎、洋平に続き総理になり損ねた太郎 篠原文也

文・篠原文也 (政治解説者) 篠原氏 政治記者として河野家と交流 河野太郎はあっけなく失速した。 「ポスト菅」を決める今回の自民党総裁選で「自民党を変え、政治を変える」とのスローガンで国民的人気を博し、「次期首相にふさわしい政治家」の世論調査では5割近い支持を集めていた。しかし、決選投票で岸田文雄に大差で敗れた。 祖父・一郎、父・洋平が果たせなかった河野家三代の“悲願”を、一身に背負ってきた太郎。彼もまた、その宿命に抗うことはできないのか――50年近くにわたり、政治記

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“二階外し”仕掛け人は誰か? 赤坂太郎
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“二階外し”仕掛け人は誰か? 赤坂太郎

岸田出馬の背後にチラつく2つの「A」。そして事実上の自主投票に……。/文・赤坂太郎 約110万人の自民党員 「最近、眠れない」「疲れがとれない」 生気のない顔で周囲にこうぼやいているのは、首相の菅義偉である。 8月に実施されたマスコミ各社の世論調査では、菅内閣の支持率は3割前後。東京五輪開催で支持率が上向くはずとの目論見は、見事に裏切られた。一方、自民党の政党支持率は3割台を保持。永田町に伝わる青木幹雄の方程式、すなわち内閣支持率と政党支持率を足して5割を割れば早晩内閣

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岸田文雄インタビュー「菅さんには絶対勝つ」聞き手・篠原文也
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岸田文雄インタビュー「菅さんには絶対勝つ」聞き手・篠原文也

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新内閣総理大臣・菅義偉「わが政権構想」

新内閣総理大臣・菅義偉「わが政権構想」

9月16日に召集される臨時国会で、菅義偉氏が第99代内閣総理大臣に選出される。座右の銘は〈意志あれば道あり〉。「国民の食い扶持を必ず作ることが私の仕事」と語る新総理は、どのような国を作っていきたいのか。ウィズコロナ、ポストコロナ時代の日本再生に向けた「政権構想」を明かした。 菅氏 「政治の責任」 今回、新型コロナウイルス感染症との闘いという国難に直面し、感染防止と経済活動の両立という難題の舵取りが求められている中で、安倍晋三総理が自身の体調によって、急遽辞任を表明されまし

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石破茂「自民党の民主主義は死んだのか」

石破茂「自民党の民主主義は死んだのか」

石破茂自民党元幹事長にとって、今回の総裁選は4度目の挑戦となる。“ポスト安倍”を問う世論調査では常にトップに名前が挙がっていたが、土壇場で出馬を決めた菅義偉官房長官を前に劣勢に立たされている。石破氏は、党執行部が「簡易総裁選」を決定したことに失望の色を隠さない。 「簡易総裁選」は残念 9月1日、自民党総裁選について、投票権を国会議員と都道府県連の代表者に限る「簡易総裁選」とすることが総務会で決定されました。これにより、全国に100万人以上おられる党員の方々には、投票の資格が

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岸田文雄「アベノミクスで広がった格差は私が正す」

岸田文雄「アベノミクスで広がった格差は私が正す」

9月14日投開票の自民党総裁選が正念場を迎えている。かねてから「次の総裁選に出る」と明言し、一時は「禅譲路線」とまで言われた岸田文雄政調会長だが、今回は苦戦を強いられている。「茨の道」を進むことになった岸田氏が貫く信念とは——。 総裁選は究極の権力闘争 「乱世のリーダーは岸田じゃない」 最近、こんな言葉を耳にします。どうやら、きっかけは10万円の特別定額給付金を巡る話のようです。当初は政調会長の私が提案した「減収世帯への30万円給付」が決まりましたが、その後「全国民への一

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「ポスト安倍」連続インタビュー序文。日韓関係、憲法改正……この国を任せられるのは誰か――田﨑史郎

「ポスト安倍」連続インタビュー序文。日韓関係、憲法改正……この国を任せられるのは誰か――田﨑史郎

安倍晋三総裁の任期は残り2年。次期総理の座をかけた熾烈な戦いが始まった。今回インタビューをしたのは、河野太郎防衛相、茂木敏充外相、岸田文雄自民党政調会長、加藤勝信厚労相、野田聖子元総務相、そして石破茂元幹事長。勝利するのは誰になるのか――/聞き手・田﨑史郎(政治ジャーナリスト)

茂木敏充「私はシーザーのようになりたい」――連続インタビュー「ポスト安倍」に問う。

茂木敏充「私はシーザーのようになりたい」――連続インタビュー「ポスト安倍」に問う。

9月の内閣改造で外務大臣に抜擢された茂木敏充氏。経済再生大臣として日米貿易交渉をまとめあげ、トランプ大統領から「日本のネゴシエイターはタフだ」と評価された。

岸田文雄「安倍総理からの『禅譲』はありえない」――連続インタビュー「ポスト安倍」に問う。

岸田文雄「安倍総理からの『禅譲』はありえない」――連続インタビュー「ポスト安倍」に問う。

「ポスト安倍」で必ず名前が挙がるのが、岸田文雄・自民党政調会長だ。外務大臣時代には「日韓慰安婦合意」を実現させた実績を持つ。自身の長所は、「人の話をじっくりと聞けること」だという。

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加藤勝信「竹下派には信頼できる仲間がいる」――連続インタビュー「ポスト安倍」に問う。

加藤勝信「竹下派には信頼できる仲間がいる」――連続インタビュー「ポスト安倍」に問う。

1億総活躍相大臣、働き方改革大臣、そして現在は2度目の厚生労働大臣として、安倍政権を発足以来支えてきた加藤勝信氏。元大蔵官僚で政策通だが、知名度はそこまで高くはない。どんな政治家なのか。

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