文藝春秋digital

岸田文雄「負の遺産」の相続人 後藤謙次
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岸田文雄「負の遺産」の相続人 後藤謙次

安倍・麻生そして二階による「院政」を断ち切れるか。/文・後藤謙次(政治ジャーナリスト) 後藤氏 ブレたことは痛恨事自民党総裁選を取材して日本政治の劣化を改めて痛感させられました。事実上の総理大臣を決める選挙ですから、前政権の検証から始めるのが本来の道理です。つまり、約9年続いた安倍・菅政治を無批判に引き継ぐのか。森友・加計学園、桜を見る会の問題、河井案里買収事件などを解明し、権力の私物化を正すのか。4人の候補者は進んで明らかにすべきだし、メディアも強く問い質すべきでした。

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「河野家三代」の血脈 一郎、洋平に続き総理になり損ねた太郎 篠原文也
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「河野家三代」の血脈 一郎、洋平に続き総理になり損ねた太郎 篠原文也

文・篠原文也 (政治解説者) 篠原氏 政治記者として河野家と交流 河野太郎はあっけなく失速した。 「ポスト菅」を決める今回の自民党総裁選で「自民党を変え、政治を変える」とのスローガンで国民的人気を博し、「次期首相にふさわしい政治家」の世論調査では5割近い支持を集めていた。しかし、決選投票で岸田文雄に大差で敗れた。 祖父・一郎、父・洋平が果たせなかった河野家三代の“悲願”を、一身に背負ってきた太郎。彼もまた、その宿命に抗うことはできないのか――50年近くにわたり、政治記

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林芳正「次の総理はこの私」聞き手・宮崎哲弥
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林芳正「次の総理はこの私」聞き手・宮崎哲弥

我こそは「保守本流」の政治家なり!/文・林芳正(前参議院議員)、聞き手・宮崎哲弥(評論家) 林氏(左)と宮崎氏(右) 「自民党・最後の切り札」——林さんは今秋におこなわれる衆院選で鞍替えし、山口3区から出馬する決意を表明されました。山口3区は二階派の重鎮である河村建夫元官房長官の地盤であることから、すわ党内抗争勃発かと、大注目を集めています。7月の立候補表明会見では「この国の舵取りをしていくため、衆院議員への鞍替えというハードルを越えなくてはいけない」と、総理総裁への思い

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霞が関コンフィデンシャル〈官界インサイドレポート〉
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霞が関コンフィデンシャル〈官界インサイドレポート〉

日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★副長官人事に急浮上した男今秋の霞が関における最大の関心事は、杉田和博官房副長官(昭和41年、警察庁入庁)の後継問題だ。 7月25日、杉田氏は副長官就任から3134日を迎え、古川貞二郎氏(35年、厚生省)を抜き、在職日数の歴代最長記録を更新。本人は周囲に「政権の課題を処理し続けたら、ここまで来た。数字に興味はない」と素っ気なく語る。 後任には、岡崎浩巳

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後藤謙次 四面楚歌の菅政権「裸の王様には愛想が尽きた」

後藤謙次 四面楚歌の菅政権「裸の王様には愛想が尽きた」

何が駄目なのか——歴代総理と比べてみた。/文・後藤謙次(政治ジャーナリスト) 後藤氏 菅首相の2つのキャラクター7月の世論調査で、菅内閣の支持率は30%前後にまで落ち込み、政権維持には“危険水域”に近付きつつあります。 その最大の原因は、コロナ対策において菅首相の失政が続いていることでしょう。迷走する政府の対応に振り回され、国民の多くが今の政権に見切りをつけ始めている。首相周辺を取材しても、「裸の王様のようだ」「総理としての度量がない」などとかなり厳しい評価の声が聞こえ

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「菅じゃ戦えない」安倍が漏らしたホンネ 赤坂太郎

「菅じゃ戦えない」安倍が漏らしたホンネ 赤坂太郎

「このままでは野党転落」党内にガスが充満する中、ついに前首相も……。/文・赤坂太郎  「俺はコロナに勝ったんだ」復興五輪でもなければ、人類がコロナに打ち勝った証しでもない。首相の菅義偉が唱えた「安心安全」の空念仏は選手や関係者の相次ぐ感染で泡と消えた。国民は五輪の高揚感に浸り、ワクチン接種も浸透。その余勢を駆って、秋の衆院選に勝利する——政権の皮算用はもろくも崩れ去り、祭りの後の寂寥感が日本を覆う。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。約

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高市早苗「総裁選に出馬します!」

高市早苗「総裁選に出馬します!」

力強く安定した内閣を作るには、自民党員と国民からの信任が必要だ。私の「日本経済強靭化計画」!/文・高市早苗(衆議院議員) 高市氏 国会議員の矜持各種世論調査で、菅内閣の支持率が下落し続けている。 テレビで拝見する菅義偉総理の顔からは、「叩き上げの庶民派総理」として人気を集めた就任当初の溌剌とした表情が消え、発する言葉からは自信も力強さも伝わらなくなってしまっており、残念でたまらない。 しかし私は、仮に菅内閣の支持率が1%になったとしても、その任期中は支え続けることを自

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霞が関コンフィデンシャル〈官界インサイドレポート〉

霞が関コンフィデンシャル〈官界インサイドレポート〉

日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★同期争いの果てに財務省の太田充事務次官(昭和58年、旧大蔵省入省)の退任に伴い、矢野康治主計局長(60年)の次官昇格が決まった。早くから「次の次の次官」が確実視されていた茶谷栄治官房長(61年)は主計局長、大臣官房長には安倍晋三前首相の秘書官(事務)を務め「切れ者」で知られる新川浩嗣官房総括審議官(62年)が昇格した。ここまでは大方の想定通りの人事だった

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杉田副長官の“穴”をどうするか?《官邸人事の迷走》|森功

杉田副長官の“穴”をどうするか?《官邸人事の迷走》|森功

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【コロナ・東京五輪・中国すべて語ろう】「明日解散でも自民党は勝つ」|二階俊博

【コロナ・東京五輪・中国すべて語ろう】「明日解散でも自民党は勝つ」|二階俊博

支持率低下は心配ない。不満を受け止めるのが政権与党の宿命だ。/文・二階俊博(自民党幹事長)、聞き手・篠原文也(政治評論家) 二階氏(左)と篠原氏(右) 「五輪中止は簡単に議論するものではない」――昨年9月16日に菅義偉政権が発足してから、およそ10カ月が経とうとしています。二階さんはここまでの働きぶりを率直にどのように評価されていますか。 二階 この10カ月、菅総理は一日一日を大事に、非常に謙虚な姿勢で仕事に取り組まれてきた。党の運営にあたり、また内閣のトップとしてリー

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