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#夏

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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箱根で夏温泉

初夏の訪れと共に鮮やかな緑が萌え立つ箱根では、温泉の愉しみも多彩にそろう。歌人で小説家、実業家でもある小佐野彈氏いわく「ここは最強の温泉リゾート」。当地を深く知り、温泉ソムリエの資格も持つ小佐野氏に導かれ、涼を招く名湯の宿へ。/文=上保雅美、写真=佐藤 亘 塔之沢温泉「山の茶屋」の客室「撫子」。露天風呂に川音が響く。宿泊料金は1室2名利用の場合で、1泊2食付き、1名分の料金(税・サ込み) 疲れを癒やし、美肌にも。 箱根だから叶う極上の名湯巡り大伯父が国際興業の創始者だった

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俳句|星野いのり

疼痛蔦青し旧姓に押す訂正印 捨てらるる音あかるしやラムネ瓶 右肩に義手の重さよ雲の峰 白玉や遅刻の人にまた話し 古書店の長居に麦茶出されをり コンビニの弁当浅き溽暑かな 疼痛や向日葵畑枯れ始む

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詩ーー十田撓子【全文公開】

静かな木かれは眠っている 坐ったまま眠っている 喉を締め上げられて 漆を少しずつ流し込まれて かれは眠りながら声を失っていた 夏が終わる また夏が来る 雉の鳴く声と雨粒が葉を打つ音を聴きながら 廃寺の隅にじっとして かれはやはり眠っている 長大な体躯に刺青のような 黒く深い裂けめ これほど傷ついたものでなければ美しくなかった 齢五百あまり 伐り倒されなかったけやきのなかで かれは眠っている 【編集部よりお知らせ】 文藝春秋は、皆さんの投稿を募集しています。

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