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霞が関コンフィデンシャル<官界インサイドレポート>

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日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★「チーム菅」の正念場コロナ禍と支持率低下にあえぐ菅義偉政権。だが発足から9カ月近くが経ち、官邸の事務体制が財務省と外務省主導でようやく固まってきた。 今年1月に政務秘書官として招聘した寺岡光博秘書官(平成3年、旧大蔵省入省)が、まがりなりにも内政の司令塔としての役割を担いつつある。 寺岡氏は本省の太田充事務次官(昭和58年)とも連携し、コロナ対策など

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日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★「菅ライン」の完成初の首脳会談を終え、無難に離陸した日米関係は、菅義偉首相の信任が厚い外務官僚群が主導していくことになる。 コロナ下でジョー・バイデン米大統領は、初の対面相手に日本を選んだ。米側の事務方で中心的な役割を担ったのが国家安全保障会議(NSC)でインド太平洋調整官を務めるカート・キャンベル氏。古くからの代表的な知日派のキャンベル氏の知己は多い

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日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★令和皇室を支える側近天皇陛下の最側近・侍従長に別所浩郎侍従次長(昭和50年、外務省入省)が4月1日付で昇格。宮内庁では、天皇はじめ皇族と日常的に接している職員や職域を「オク」、他省庁と同じ機能・仕事を担う官房を「オモテ」と称する独特の区分けがある。 オクの職員は「公」の部分のみならず天皇家・皇族の「私」にもかかわるため、相性のよさが人事の肝となり、その

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日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★「長男接待」に揺れる総務省 菅義偉首相の長男らによる接待問題で激震の総務省。処分された幹部11人はいずれも旧郵政省系職員だ。なかでも谷脇康彦総務審議官(昭和59年入省)は減給処分となり、次官就任は遠のいた。 谷脇氏は課長時代に携帯電話の競争活性化を進めた。通信事業者と組む融和派幹部から嫌われ、花形の通信畑から、内閣官房の小所帯「情報セキュリティセンタ

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日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★“剛腕”の後始末 “官邸ポリス”の頂点に君臨する杉田和博官房副長官(昭和41年、警察庁入庁)は、用意周到に松本光弘警察庁長官(58年)と斉藤実警視総監(60年)の体制で東京五輪を迎えるシフトを組んできた。この1月の人事では、栗生俊一前長官(56年)に冷や飯を食わされた面々が要職に復活。官房長時代から5年に及ぶ栗生氏の“圧政”の軌道修正が図られている。

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日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★異例人事に前首相の影 昨年12月25日に発令された異例の人事が外務省内で波乱を呼んでいる。杉山晋輔駐米大使(昭和52年、外務省入省)が退任し、冨田浩司駐韓大使(56年)が就任するというものだ。 12月8日の各社報道も不可解極まりなかった。まだ閣議決定もされておらず、冨田次期大使のアグレマン(承認)も米国側に提出されていない段階での一報だった。 「バ

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日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★次官レースに新展開 政府は11月24日の閣議で、外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長(昭和60年入省)を林肇官房副長官補(57年、外務省)の後任に起用する人事を決定した。 後任のアジア大洋州局長には船越健裕官房審議官(63年)を充てることとなった。船越氏は在米日本大使館一等書記官、官房総務課首席事務官などを経て、内閣官房の国家安全保障局(NSS)内閣審議

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日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★最強副長官の後任は? 学術会議問題の黒幕と目される杉田和博官房副長官(昭和41年、警察庁入庁)の交代観測が再浮上している。 後任の大本命は元総務事務次官の岡崎浩巳氏(51年、旧自治省入省)。菅義偉首相が政治の師と仰ぐ梶山静六氏が自治相だった時に秘書官として仕えた。秋田県に出向したこともあり、首相とは30年の付き合いだ。 同期では大石利雄元総務次官(

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日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★官邸官僚たちの異動先 7年8カ月続いた安倍政権の終焉は「官邸官僚」政治の区切りでもある。新政権の下、今井尚哉氏(昭和57年、旧通産省入省)と佐伯耕三氏(平成10年、同)の2人が、首相補佐官、秘書官を退任する。 「安倍政権を潰すつもりか」 官邸内で霞が関官僚を怒鳴りつけ、「傲慢秘書官」のレッテルを貼られた佐伯氏に用意されたのは内閣官房の「グローバル産

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日本を動かすエリートたちの街、東京・霞が関。日々、官公庁を取材する記者たちが官僚の人事情報をどこよりも早くお届けする。 ★新次官は“小説家”  日本郵政グループの不適切販売を巡り、元総務次官の鈴木康雄上級副社長(昭和48年、旧郵政省入省)に情報を漏洩し、次官だった鈴木茂樹氏(56年)が事実上更迭された。メールや面会記録など証拠を手に高市早苗総務相自ら自白を迫ると、鈴木氏は“完落ち”したという。  後任についたのは、総務審議官だった黒田武一郎氏(57年、旧自治省)。高市氏

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