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皇紀2600年という転回点|保阪正康『日本の地下水脈』
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皇紀2600年という転回点|保阪正康『日本の地下水脈』

昭和15年、攘夷の地下水脈の噴出で、日本は後戻りできない道に踏み出した。/文・保阪正康(昭和史研究家)、構成:栗原俊雄(毎日新聞記者) 保阪氏 ファシズム体制が確立した年 今、日本の政治状況は混迷そのものである。菅義偉政権は専門家集団の警告を振り切って、五輪開催を強行した。その結果、緊急事態宣言の効果は無きに等しく、感染拡大に歯止めがかかっていない。本来なら入院すべき患者が、病床不足で入院できず、医療を受けられぬまま自宅で次々と亡くなっている。明らかに菅首相の判断ミスが続

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保阪正康『日本の地下水脈』|五つの国家像

保阪正康『日本の地下水脈』|五つの国家像

昭和史研究家の保阪正康が、日本の近現代が歩んだ150年を再検証。歴史のあらゆる場面で顔を出す「地下水脈」を辿ることで、何が見えてくるのか。第二回のテーマは、五つの国家像。欧州型の帝国主義国家への道を目指した維新後の政府。だが、日本が取りえた「国のかたち」は他にもあった。/文・保阪正康(昭和史研究家) 構成・栗原俊雄(毎日新聞記者) 保阪氏 「玉砕」「特攻」に至るまで なぜ日本は太平洋戦争を始め、敗戦に至ったのか。なぜ「玉砕」「特攻」といった無謀な作戦で多くの人命を失って

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