文藝春秋digital

「サトウのごはん」をパックご飯の王者にした男の“3倍返しの捲土重来”

社運を賭けて勝負し続けた雪国の「半沢直樹」。/文・樽谷哲也(ノンフィクション作家) <summary> ▶佐藤功は、並みの職人でも商人でもない。ものづくりには誠実だが、向こうっ気が強く、土性っ骨のある山師のような経営者だ ▶1年保存してもカビが生えないレトルト殺菌切り餅の開発に漕ぎ着け、19…

「カメラのキタムラ」“何も買わなくても出られる店”が国内1000店チェーンになれたワケ

ファウンダー名誉会長の北村正志は語る。「捨てる神あれば拾う神ありです」と。/文・樽谷哲也(ノンフィクション作家) <summary> ▶︎カメラキタムラのオフィスはフリーアドレス制。社長でさえ所定のデスクと椅子はない ▶︎北村は渥美俊一が主宰する「ペガサスクラブ」の会員になり、チェーンス…

“No.1百均”ダイソーの「在庫があるとうれしい」独自の経営哲学

誰もが知る100円ショップブームの先駆け企業を強くしたのは「将来を怖がる力」だった。/文・樽谷哲也(ノンフィクション作家) <summary> ▶︎自らを笑われ者にし、道化を演じ、相手を己の懐に絡めとる人心収攬の術に長けた男。それがダイソー創業者の矢野博丈だ ▶︎雑貨の移動車販売をやっている…

サイゼリヤ会長・正垣泰彦の「常識の反対をいく」レストラン経営

国内1000店を超えるイタリアン。レストランのモデルは「教会」だった。/文・樽谷哲也(ノンフィクション作家) <この記事のポイント> ▶︎ミラノ風ドリアは、1983年の発売以来、少なくとも年に10回は何らかの変更を重ねているという ▶︎正垣が店主として引き受けた父親の知り合いの「潰れそうなど…

【カインズ】M&Aを経ず自主独立路線を歩む“ホームセンターの雄”成長の秘密

28都道府県に約230店舗を展開し、年商は4400億円以上。一大ホームセンターの成長の秘密に迫る。/文・樽谷哲也(ノンフィクション作家) <この記事のポイント> ●カインズ会長の土屋裕雅は、創業者の長男で54歳。昨年、社長を高家正行に託したばかり ●カインズは、競争が激しいホームセンター業界…

ヨークベニマル会長 「セブンプレミアム」を生んだ価値創造型スーパーマーケット経営

地方からこの国を変える——そんな想いを抱く地方の企業経営者に“経営の秘訣”を聞く新連載「ニッポンの社長」。今回登場するのは、福島県に本社を置くスーパーマーケット・ヨークベニマルの会長、大髙善興さんです。/文・樽谷哲也(ノンフィクション作家) <この記事のポイント> ●スーパー業界…