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数字の科学 芽殖孤虫の感染例|佐藤健太郎

数字の科学 芽殖孤虫の感染例|佐藤健太郎

サイエンスライターの佐藤健太郎氏が世の中に存在する様々な「数字」のヒミツを分析します。 芽殖孤虫の感染例=18例謎の奇病と呼ばれるものは数多くあるが、芽殖孤虫(がしょくこちゅう)症はその最右翼に数えるべき疾患だろう。体長数ミリ程度の糸状寄生虫が体内で増殖する疾患で、疑い例まで含めても世界でわずか18例しか報告がない。芽殖孤虫は1904年に日本で発見され、出芽分裂して増えることからこの名が与えられた。「孤虫」というのは、成虫が未発見であることを示す。つまりこの虫がどこから来て

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ノーベル賞の薬「イベルメクチン」が新型コロナから人類を救う日|大村智

ノーベル賞の薬「イベルメクチン」が新型コロナから人類を救う日|大村智

北里大学特別栄誉教授の大村智氏(84)は、2015年、抗寄生虫薬「イベルメクチン」誕生についての功績を評価され、「線虫によって引き起こされる感染症の新しい治療法の発見」を理由としてノーベル生理学医学賞を受賞した。 実は今、新型コロナウイルス感染症の治療薬としてイベルメクチンが注目を集めている。大村氏が、抗寄生虫薬が秘める可能性を語った。/文・大村智(北里大学特別栄誉教授) 大村氏 寄生虫駆除薬がウイルスに効く? それにしても、大変な世の中になりました。 コロナのおか

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