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文藝春秋digital

月刊誌『文藝春秋』の特集記事を中心に配信。月額900円。(「文藝春秋digital」は2023年5月末に終了します。今後は、新規登録なら「月あたり450円から」の「文藝春秋 電子… もっと読む
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#デジタル時代

文藝春秋digital読者の皆さまへ、編集長より最後のお願い【「文藝春秋 電子版」1年無料プランは明日まで!】

明日5月31日、「文藝春秋digital」はクローズいたします。 これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。 先にもお知らせした通り、月刊文藝春秋のサブスクリプションは「文藝春秋 電子版」に一本化します。これまで「文藝春秋digital」をご愛読いただいた皆さまには、突然のお知らせになったことを、改めてお詫び申し上げます。 「文藝春秋digital」のサービスが終了しますと、6月から皆さまに最新記事をお届けできなくなってしまい

大宅文庫の教え|阿川佐和子

文・阿川佐和子(エッセイスト・作家) 阿川氏 大宅壮一文庫というものを、一般の方々はどれほど認識しているだろうか。メディアで仕事をする者にとってなくてはならぬ存在であるけれど、たとえば普通の大学生が「よし、大宅文庫に行って調べものをしよう」と発想することはまずあるまい。わからないことがあれば即座にスマホを持ち出し何でも解明できる時代である。ネット情報がどれほど当てになるかは別として、とりあえずの知識と情報は手軽に入手できるのだ。 そういう時代であることを批判するつもりは