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「習近平の個人情報」を盗んだ男たち 中国共産党の「野望と病理」|安田峰俊

「習近平の個人情報」を盗んだ男たち 中国共産党の「野望と病理」|安田峰俊

デジタル独裁国家の思わぬ弱点を衝いたアナーキーすぎる若きハッカー集団。/文・安田峰俊(ルポライター) 安田氏 最大規模の監視社会 今年7月1日に建党100年を迎えた中国共産党が近年ひときわ腐心しているのが、イノベイティブなIT技術の積極的導入による社会のスマート化と、その技術を国内治安の維持に応用することだ。今年、中国の治安維持予算は1850億元(約3兆900億円)規模に達した。膨大な費用を投じることで構築されたのが、人類史上でも最大規模の巨大な監視社会である。 中国で

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中国共産党の「野望と病理」 狙われた「LINE」と「個人情報」|峯村健司

中国共産党の「野望と病理」 狙われた「LINE」と「個人情報」|峯村健司

あなたの行動は中国当局に監視されている。LINEの個人情報が中国人にアクセスされていた――。/文・峯村健司(朝日新聞編集委員) LINEは「公共インフラ」 筆者は朝日新聞(3月17日)で、中国・大連にあるLINEの関連会社で働く中国人スタッフが、利用者が日記のように書き込む「タイムライン」の書き込みや画像、動画などを監視していたことをスクープした。 LINEの月間利用者数は日本国内だけで8600万人に上る。LINEは、単なるコミュニケーションアプリに留まらず、決済サービス

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