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日大「田中帝国」の土俵際 日本一のマンモス大学理事長に捜査の手が… 西﨑伸彦
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日大「田中帝国」の土俵際 日本一のマンモス大学理事長に捜査の手が… 西﨑伸彦

文・西﨑伸彦(ジャーナリスト) 日大のドンの牙城東京・阿佐ケ谷駅から徒歩2分の場所に、知る人ぞ知る「ちゃんこ料理 たなか」はある。4階建てのビルで店舗は1階と2階、上階は住居となっている。ちゃんことふぐ料理が名物で、店内の仕切り壁の奥にある、掘り炬燵の小上がり席が、予約で埋まる日も少なくない。 ここに東京地検特捜部の係官が踏み込んだのは9月8日午前のことだった。特捜部は、背任容疑の関係先として家宅捜索した。 この家の主は、約7万人の学生数と約118万人の卒業生を誇る、日

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佐久間文子さんの「今月の必読書」…『喰うか喰われるか 私の山口組体験』

佐久間文子さんの「今月の必読書」…『喰うか喰われるか 私の山口組体験』

日本最大の暴力団との生々しい記録タイトルの「喰うか喰われるか」は、もののたとえなどではない。 ジャーナリストである著者が、半世紀にわたり取材してきたのが山口組だ。本書は、日本最大の暴力団を相手どり、あるときは喰い、あるときは喰われ、自身や家族を傷つけられても一歩もひかなかったギリギリの攻防の記録で、収支報告書でもある。面白くならないはずがない。 もともとヤクザに興味を持っていたわけではなかった。「アサヒ芸能」の新米記者として取材したのが始まりで、新創刊の月刊誌の目玉企画の

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