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あの日から10年 福島・大熊町「やすらぎ霊園」物語~骨だけでも故郷へ

あの日から10年 福島・大熊町「やすらぎ霊園」物語~骨だけでも故郷へ

「帰りたい」──。失われた町の人びとの最後のよりどころ。/文・葉上太郎(地方自治ジャーナリスト) <summary> ▶︎福島の大熊町は19年4月、避難指示が解除されたエリアに新しい町役場を建設し、町営墓地「やすらぎ霊園」を造成した ▶︎やすらぎ霊園に墓を建てた人々を追い掛けると、「被災者の10年間」が透けて見えた ▶︎大熊町には、骨になってしか帰れない。確かに現実はそうかもしれない。しかし、諦めない人々もいる 「帰れる土地」ができた 小山を切り開いた霊園に、冷たい風が

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