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日本郵政「パワハラ潰し」卑劣な手口 藤田知也
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日本郵政「パワハラ潰し」卑劣な手口 藤田知也

「内部通報の犯人を捜す」「絶対に潰す」──。全国郵便局長会の隠蔽体質と政治力に迫る。/文・藤田知也(朝日新聞経済部記者) 約1万9000人の局長会詐欺、収賄、横領、経費の不正請求……。郵政創業150年という記念すべき年に、郵便局長による不祥事が相次いで発覚している。 日本郵政グループは一昨年のかんぽ生命保険の不正販売問題、昨年のゆうちょ銀行の不正引き出し問題によって信頼を失墜させてきたが、今度は郵便局長たちがダメを押してコンプライアンスや企業ガバナンスの欠如を露呈させてい

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不正の矮小化、隠蔽…日本郵政グループ「組織腐敗」が深刻化する理由

不正の矮小化、隠蔽…日本郵政グループ「組織腐敗」が深刻化する理由

かんぽ高齢者喰い、ゆうちょ不正引き出し……底なしのモラルハザード体質はなぜ改善されないのか?/文・藤田知也(朝日新聞経済部記者) <この記事のポイント> ●ゆうちょ銀行は、不正引き出しの被害者を放置。ところがドコモ口座問題が露呈すると一転して対応しはじめた ●重大な問題が起きても、なおざりな対応でやり過ごす。矮小化や隠蔽までする。そんな企業体質が郵政グループにはある ●政権が代わるたびに気に入らないトップが交代させられることが繰り返され、優秀な人材は社を去り、組織が弱体化

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【核心レポート】かんぽ生命は「傲慢、無責任、野放図」の殿堂だ!

【核心レポート】かんぽ生命は「傲慢、無責任、野放図」の殿堂だ!

巨大な「票と財源」を持つ組織は、なぜ顧客を食い物にしたのか? 日本郵政をここまで堕落させたのは誰か? かんぽ生命問題を取材し続ける記者による渾身のレポート!/文・藤田知也(朝日新聞経済部記者) 日本郵政は幕引きを急ぐ 信頼ある郵便局のブランドを悪用し、顧客の意向に沿わない保険をお年寄りに売りまくった日本郵便とかんぽ生命保険。その持ち株会社である日本郵政の新トップに1月6日、元総務相の増田寛也氏が就任し、信頼の回復に取り組む姿勢をアピールした。 頭を下げる(左から)日本郵便

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「かんぽ生命」疑惑の18万件 “高齢者喰い”の手口を読み解く。

「かんぽ生命」疑惑の18万件 “高齢者喰い”の手口を読み解く。

庶民の生活になじみ深い郵便局はなぜ無理筋の保険営業に走ったのか。気鋭のジャーナリストがその騙しの内幕に迫った!/文・藤田知也(朝日新聞経済部記者) ブランドを逆手に取った不正  身近な存在だった郵便局員が無理筋の保険営業に走り、ダマしやすい高齢者を選んで不利益を与えていた。もとは国営事業のかんぽ生命保険で、郵便局という信頼あるブランドを逆手に取った不正が蔓延(はびこ)っていた。その事実だけでも、この“事件”の衝撃はかなり大きい。  今年6月下旬に一連の問題が大きく報じられ

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