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国家観なき菅総理の「亡国の改革至上主義」

国家観なき菅総理の「亡国の改革至上主義」

菅政権が進めようとしている、新自由主義にもとづく国家観なき「構造改革」は日本をさらに分断させる。/文・藤原正彦(作家・数学者) <この記事のポイント> ●菅首相の主眼が安倍前首相がほとんど手をつけなかった構造改革であることは一目瞭然。ブレーンに竹中平蔵氏を任用していることに不安を感じる ●安倍政権の失政の結果を弱者である地銀や中小企業になすりつけるような構造改革は許されない ●人間社会には効率よりも大切なもの、経済より大切なものがあることを肝に銘じないといけない 藤原氏

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菅官房長官、カジノは筋悪だよ。私は命をかけて横浜を守る。

菅官房長官、カジノは筋悪だよ。私は命をかけて横浜を守る。

 8月22日、横浜に激震が走った。カジノを含むIR(統合型リゾート)について、これまで「白紙」としてきた林文子横浜市長が一転して誘致を表明したのだ。  これに猛然と反発したのが藤木企業の藤木幸夫会長(89)だ。父親の代から横浜港の荷役業を差配し、菅義偉官房長官や二階俊博自民党幹事長と袂(たもと)を連ねてきた「ハマのドン」である。政権と真っ向から対立しようとする藤木氏の真意はいったいどこにあるのか。/藤木幸夫(藤木企業会長)/取材&構成・森功(ノンフィクション作家)

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