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本上まなみさんが今月買った10冊の本

本上まなみさんが今月買った10冊の本

非日常の世界探検冒険。非日常の世界を、家に籠もりきりの私は足踏みするほど渇望していました。数々の探検記を上梓する椎名誠氏は大の「漂流記マニア」だそうで、今作『漂流者は何を食べていたか』では14冊を取り上げ、その魅力を綴っています。 船底を破るクジラやシャチ、嵐による高波。強烈なアクシデントに見舞われながらどうして助かるの? とまずは彼らの強運に驚き、さらにトビウオ、シイラがボートに飛びこんでくる、ウミガメが寄ってくる、海鳥が羽根を休めにくるなど、一瞬のチャンスを確実に手中に

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本上まなみさんが今月買った10冊の本

本上まなみさんが今月買った10冊の本

大切な“日常” 『グレゴワールと老書店主』は老人介護施設で働く18歳の青年グレゴワールが主人公。入居者の元へ配膳をする仕事中、3000冊もの蔵書に囲まれて暮らす老書店主と出会います。 母子家庭育ち、読書の習慣などなかった青年は、視力の衰えで読書が叶わなくなったという店主の話を聞き、朗読役を買って出ることに。 著者は朗読家で、本書が作家デビュー作とのこと。朗読作品の選び方、聞き手との距離の置き方や、文学を声で表現する極意を、老書店主に豊かに語らせるのです。〈人前で本を読むの

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本上まなみさんが今月買った10冊の本

本上まなみさんが今月買った10冊の本

冬の楽しみ 『フジモトマサル傑作集』に、私はこの冬どれだけ楽しませてもらったことだろう。安全安心な自宅のソファで毛布にくるまり、どこに行かなくても、夜道を濡らす雨の匂いを嗅いだり、凪の海で小舟に揺られているような気持ちになれるのです。 漫画家、イラストレーターの故フジモトさんが描いたのは、ひょうひょうとしていて、どこかわがままそうで、ちょっととぼけた愛らしい動物たち。不思議なのはレッサーパンダも猫もウサギも、人間と対等にそこに「いる」こと。2羽のカラスがクロスのかかったテ

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コロナ下で読んだ「わたしのベスト3」 今後の「生き方」を考える|本上まなみ

コロナ下で読んだ「わたしのベスト3」 今後の「生き方」を考える|本上まなみ

コロナ禍で手に取った本は、人生、生き方について書かれているものが多かった印象があります。 『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』。国によって対応の仕方も千差万別だった第1波。国内状況と比較するため海外の情報を知りたくてネットで調べるうちに、著者のサイトに。ロックダウン下のパリで高校生の息子との生活を綴った日記。緊迫した日々の生活描写と、客観的に日本を見つめる視点が新鮮で、自粛期間中の心の支えになっていました。無心に豚まんの生地を捏ね、蒸したてを息子に食べさせ

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【全文公開】笑い、感動、ぞくり 本上まなみさんの「わたしのベスト3」

【全文公開】笑い、感動、ぞくり 本上まなみさんの「わたしのベスト3」

女優・エッセイストの本上まなみさんが、令和に読み継ぎたい名著3冊を紹介します。  笑える本、感動する本、怖い本の3冊を紹介します。 『太陽の塔』は京都の冴えない男子大学生の日常がこれでもか! と詰め込まれた愛すべき小説。名言は多数、〈我々の存在によって発生する経済効果は、冬眠熊の経済効果とほぼ等しい〉、〈我々の日常の90パーセントは、頭の中で起こっている〉、〈大学生が赤ん坊の次によく眠る人種であることは言うまでもない〉等々。女性と絶望的に縁がない主人公は、初めてできた彼女

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本上まなみさんが今月買った10冊の本は?

本上まなみさんが今月買った10冊の本は?

寛容な空気の中で 『仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう』はヒョウ柄に金の箔押し(題名めちゃ読みにくい)、書店でもダントツの濃ゆーい目立ち方をしていました。そう、近鉄の「いてまえ打線」って感じ。「やっちまえ」みたいな意味ですけどね、いいね。カバーを取ると本体はゼブラ柄だし、中身は濃い人ばっかり出てくるぎゅっと詰まった336ページ。大阪文化への愛溢れる、どこから読んでも惜しみなく笑わせてくれる対談集です。  対談相手の1人、3歳からおばちゃんだったという「全日本おばちゃん党」

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