文藝春秋digital

増殖する回避型人類「ネオサピエンス」

増殖する回避型人類「ネオサピエンス」

「回避型愛着」スタイルの人が世界中で増えている。一言でいえば、他人との親密な関係を避けるタイプだ。共感性に欠け、思いやりが苦手。しかし高い知的レベルを持つ人も多い。われわれをそんな「心の絆を求めない新人類」へと進化させているのはIT革命だった。/ 文・岡田尊司(精神科医) 「回避型愛着」の大学生は5割以上  パートナーと一緒に過ごす時間が長くなると、親しみが増すどころか、会話もない相手にイライラや嫌悪感しか湧かない。部屋に引きこもったわが子と長い間、顔を合わせることもまま

65