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中野信子×ヤマザキマリ|自粛警察、正義中毒……コロナでバレた先進国の「パンツの色」

中野信子×ヤマザキマリ|自粛警察、正義中毒……コロナでバレた先進国の「パンツの色」

危機の時こそ、その国の“本当の素顔”が明らかになる。イタリアに住むヤマザキさんと、日本に住む中野さんが、コロナ禍で明らかになったあらゆる「本性」を語り合った!/中野信子(脳科学者)×ヤマザキマリ(漫画家) フリーライダーを罰することは快感ヤマザキ 今回、新型コロナウイルスによって、平時には隠れていた世界各国の「本性」が明らかになった気がします。下世話な表現を使うと、コロナが「お前はどんなパンツをはいているのか、脱いで見せてみろ」とそれぞれの国に迫っている。 中野 ははは、

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塩野七生「日本人へ」 危機を甦生に

塩野七生「日本人へ」 危機を甦生に

文・塩野七生(作家・在イタリア)  帰国して日本にいると、やはり面白いことに出会う。「桜を見る会」もその一例。参院の予算委員会での田村智子議員の、質問を重ねることでの追及ぶりは見事だった。  まず、この種の席ではありがちな感情的なところは少しもなく、声も荒らげずに理路整然と追及するところがよい。しかも、首相がそれに答えるやただちに別の角度から球を投げてくる論法に至っては、この人、文章が書けるなと思わせる出来で、テレビ中継を見ていた私は、このまま起せば立派に一文になると感心

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