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#がん治療

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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抗がん剤「『抗がん剤=嘔吐』の思い込みを捨てよう」市川度(昭和大学藤が丘病院腫瘍内科・緩和医療科教授)

文・市川度(昭和大学藤が丘病院腫瘍内科・緩和医療科教授) 市川氏 「支持療法」の領域が大きく進歩皆さんは「抗がん剤治療」と聞いて、どんなイメージを持たれるでしょう。吐き気に苦しみ、何も食べられずに痩せて、髪の毛が抜けて、見た目にも実際にも弱っていく――というイメージを持たれているのではないでしょうか。事実、抗がん剤治療を前にした患者さんは、こうした副作用への不安を口にされます。昭和のテレビドラマの影響は恐ろしいものです。時代が平成を経て令和に至り、様々な領域で医学が進歩し

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液体のりとiPhone|野本貴大

文・野本貴大(東京工業大学助教) 「どうして液体のりをがん治療に使おうと思ったのか?」と聞かれると冗談交じりに「安かったから」と答えることが多い。だが、ホウ素中性子捕捉療法という放射線治療に使用する薬(ホウ素薬物)に液体のりの成分(ポリビニルアルコール)をくっつけて治療効果を向上させようと発想したのは考えに考え抜いた結果だった。ホウ素中性子捕捉療法は、正常な細胞を破壊せず、がん細胞だけに作用できる優れた治療法だが、ホウ素薬物ががんから直ぐに消えてしまう欠点があった。 アイ

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予期せぬ出来事─私の闘癌記─|作家・石原慎太郎 特別寄稿

作家で元東京都知事の石原慎太郎氏(87)が、“難治がん”のすい臓がんから奇跡の生還を果たしていた。そんな石原氏が、『文藝春秋』に闘病の様子などを綴った手記を寄せた。これは、地獄の底から予期せず這い上がった男の国への最後の建言である──。/文・石原慎太郎(作家) 石原氏 芥川賞で有名になった訳ではない振り返って見れば私の人生は予期せぬ出来事の連続だった。 学生時代に復刊させたかつての『一橋文芸』の原稿がいざとなるとどうしても足りずにその穴埋めを頼まれて書いた小説が文學界の

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末期患者が食い物に……超高額「がん免疫療法」戦慄の実態

末期の患者にエビデンスなき治療を高額で施す──日本のがん医療の現場では、わらをもつかむ思いの人々が食い物にされている。その実態を気鋭のジャーナリストが追った。/文・岩澤倫彦(ジャーナリスト) 標準治療の限界に目をつけた 日本のがん医療の現場では、有効性が証明されていない免疫療法や疑似科学的な治療が、公的保険の適用を受けない「自由診療」の名のもとに行われている。多くのがん患者が、エビデンスのない治療に最後の希望を託して裏切られ、莫大な金を失っているのだ。こうした現実を把握しな

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ノーベル賞・本庶佑さんが教える「がん免疫療法」を正しく理解する方法

 2018年、京都大学高等研究院・副院長の本庶佑氏(78)は、免疫抑制の阻害によるがん治療法の発見により、ノーベル生理学・医学賞を受賞した。  がん細胞は、私たちの身体の免疫の働きにブレーキをかけることによって、自己増殖を可能にしている。本庶氏らは免疫の機能を抑制する受容体「PD-1」を発見。これが免疫チェックポイント阻害剤「オプジーボ」の誕生につながった。これまでの抗がん剤では、数ヶ月の延命が限界だった進行がんでも、オプジーボで完治するケースが続出。本庶氏の研究は、がん治

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