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#隈研吾

辰野金吾 東京駅に宿る下級武士の魂 隈研吾 100周年記念企画「100年の100人」

2012年にリニューアルされた東京駅丸の内駅舎は、日本近代建築の父辰野金吾(1854~1919)の設計によるものだ。国立競技場の設計などで知られる隈研吾氏は大先輩をどう評価するのか。/文・隈研吾(建築家) 隈氏 赤レンガの東京駅で東京の顔を作った辰野は、全国の日銀支店をも設計し、経済と景観の要を築いた。実作だけでなく後進の育成にも力を注ぎ、東京大学建築学科で政府が招いたジョサイア・コンドルの後を継ぎ、明治の建築教育の根幹を作った。 華々しい経歴に反し、デザインも理念も、

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同級生交歓 栄光学園中学高等学校 昭和48年卒

人の一生を左右するのは校風か、学歴か、友人か。意外な組み合わせ、納得の顔ぶれが並ぶ“誌上同窓会”。「文藝春秋」の名物グラビア企画です。 東京都文京区 東京大学バーチャルリアリティ教育研究センターにて (撮影・杉山秀樹) (右から) 建築家 隈研吾 東京大学名誉教授 廣瀬通孝隈君とは、中学以来、ずいぶん長いこと同じ学校にいたことになる。中学高校の頃、2人とも美術の時間が好きだったことを思い出す。画風は廣瀬の漫画に対し、彼のはすでに芸術だった。何となく現在の専門の色分けが当時

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国立競技場と法隆寺|隈研吾

文・隈研吾(建築家) 1964年の秋、10歳の僕は、父に連れられて、オリンピックの水泳会場であった国立代々木競技場に行った。あまりの美しさに圧倒され、「誰がデザインしたの」と尋ねた。「丹下健三という建築家だ」と聞いて、建築家という仕事をはじめて知り、その日に建築家というものになろうと決心した。その日まで僕は猫好きのおとなしい子供で、獣医になることを夢見ていた。 2回目の東京オリンピックの主会場となる国立競技場の設計を、大成建設、梓設計と共に担当することになって、2020年

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