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塩野七生「日本人へ」|勝てる男

塩野七生「日本人へ」|勝てる男

文・塩野七生(作家・在イタリア) イタリアは今、元気になりつつある。コロナで落ちるところまで落ちた状況から立ち直りつつあるということだ。とは言ってもまだ、コロナの完全撲滅に成功したわけではない。ただし、犠牲者ゼロなどという非現実的な要求は、野党もマスコミもマスでない「コミ」も一言も口にしないのがイタリア人なので、感染者も病床も死者もコントロール可能な数にはなったということだ。ワクチンの接種率も劇的に改善した。日本では大臣が担当しているのを、軍隊のロジの専門家にまかせたからで

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河野太郎ワクチン担当大臣が断言「全責任は私が引き受ける」

河野太郎ワクチン担当大臣が断言「全責任は私が引き受ける」

「接種を急げ」。総理から何度も電話が──。/文・河野太郎(ワクチン接種担当大臣) <summary> ▶「7月末」という目標設定には、7月23日から開催予定の東京五輪は全く関係ない ▶日本は感染者数が欧米に比べて少ないため、治験の結果が出るまでかなりの時間がかかってしまう。製薬会社はスピードを重視するので、その時点で日本はパスされてしまった。そこが、ワクチン供給が出遅れた原因の一つ ▶2回目の接種では、3人に1人の方に37.5度以上の高熱が出ている。ある程度の痛みや発熱は織

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