文藝春秋digital

俳句|須川久

俳句|須川久

梅雨の底神鏡の曇りて映る梅雨の底 実梅落つ神狐威厳の耳を立て 十薬や遺産分割手続きす 蛇苺踏めば堅気でなき匂ひ クレヨンにほのかな熱のある皐月 黒南風(くろはえ)や一対一の調味料 ところてん見送るなんて苦手だわ

スキ
8