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アルツハイマー「新薬」の未来 東大教授解説|岩坪威

アルツハイマー「新薬」の未来 東大教授解説|岩坪威

反対意見が続出するなか米国で承認。その効果は?夢の薬か、それとも……。/文・岩坪威(東京大学大学院教授) 岩坪氏 アルツハイマー病を「希望の持てる病気」にアルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」が6月、米食品医薬品局(FDA)に承認された。米バイオ医薬品会社バイオジェンと日本の製薬会社エーザイの共同開発で、病気の原因物質に働きかけ、進行抑制を期待できる世界で初めての薬だ。 両社の株価が上がるなど歓迎ムードがある一方で、治験のデータが十分でなかったことから、批判や抗議の声

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「コロナの壁」を乗り越えよ 新型コロナは「脳化社会」の病である|養老孟司

「コロナの壁」を乗り越えよ 新型コロナは「脳化社会」の病である|養老孟司

新型コロナは「脳化社会」の病。取り戻すべきは「身体性」だ。/文・養老孟司(解剖学者) <summary> ▶︎「神様目線」で今日は何人死んだと数え上げることは、私たちから「死」のリアリティを切り離してしまう ▶︎コロナパンデミックは、「脳化社会」が行き着くところまで行った必然の帰結だった ▶︎あまりに状況を「微分」しすぎて、わかりやすくしすぎてしまうと、全体を見誤る可能性がある 養老氏 死とは「2人称」 日本国内で新型コロナの感染者が確認されてから1年が経ちました。こ

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