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#アフガニスタン

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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クレイグ・ウィットロック著 河野純治訳「アフガニスタン・ペーパーズ」夥しい量の肉声の記録 評者・池上彰

夥しい量の肉声の記録アメリカは、どうしてこうも失敗を繰り返すのか。失敗の経験をきちんと記録しているのにも関わらず。 アメリカは2001年9月の同時多発テロを引き起こしたオサマ・ビンラディン(本書ではウサーマ・ビン・ラーディン)を捕縛するため、アフガニスタンに軍事侵攻します。ビンラディンがタリバン(本書ではターリバーン)政権によって保護されていたからです。 圧倒的な軍事力によって、タリバン政権はあっけなく崩壊します。しかし、米軍はビンラディンを発見できません。ビンラディンを

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カブール陥落一年の記 アフガニスタン国特命全権大使 岡田隆

タリバーン下のアフガニスタンにいかに向き合うか?/文・岡田隆(アフガニスタン国特命全権大使) アフガニスタンにどう関与すべきか 世界を震撼させたタリバーンによるカブール陥落から1年が経とうとしている。昨年8月、私は日本に用務で帰国していた。戦況の急変を受けて、在留邦人や現地職員らを至急退避させ大使館を閉鎖するため、14日夜に日本を発ちカブールに向かったが、イスタンブールで乗り継ぎを待つ間にカブール陥落の報に接した。イスタンブールから、大使館員の退避、自衛隊機による退避オペレ

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中村哲 失敗しても「よかたい」 中村秋子 100周年記念企画「100年の100人」

アフガニスタンで人道支援事業を続けた中村哲医師は、2019年、現地で銃撃され亡くなった。享年73。娘の秋子氏が思い出を綴る。/文・中村秋子(ペシャワール会) 素朴でどこにでもいる父親でした。家にいるときは、だいたい作業着を着て庭仕事。いなくなったと思ったら部屋でコーヒーを飲みながらパソコンか読書、いつの間にかまた庭へ。 宵っ張りだった父の部屋からは、真夜中でも明かりが漏れ、好きなモーツァルトやバッハが流れていました。お手洗いなどで目が覚めた時に近くを通ると「ああ、いるんだ

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船橋洋一の新世界地政学 名誉なき撤退

今、世界では何が起きているのか? ジャーナリストの船橋洋一さんが最新の国際情勢を読み解きます。 名誉なき撤退8月16日、30万人のアフガニスタン政府軍が抵抗もせずに7万4000人のタリバン軍にカブールを明け渡し、20年に及んだ米国のアフガニスタン戦争は終わった。アーネスト・ヘミングウェーの『日はまた昇る』の中のセリフではないが、「徐々に、そして突然」結末はやってきた。 タリバンは政府軍のパイロットと家族の暗殺を容赦なく行って来た。米軍は7月2日、カブール北方の米バグラム空

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菅義偉首相「最後のインタビュー」聞き手・船橋洋一

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父 中村哲のこと|中村秋子

文・中村秋子(ペシャワール会会員) 父がアフガニスタンで凶弾に倒れてから1年以上が経ちました。いつも危険を承知で行くのを送り出していたからでしょうか、事件を知ったときは「起きてほしくはなかったけど、お疲れさまでした」と冷静に受け止めました。 父をアフガニスタンまで迎えに行く機中で、父のことや10歳まで住んでいたパキスタン北西部ペシャワールのことを思い出していました。騒がしくて埃っぽく、全体的に黄土色のイメージでしたが、いつも晴天で活気がある街でした。自宅は父の勤務していた

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60万人を救った医師・中村哲さんがアフガニスタンに遺した「道」

「水」を引いて60万人を救った人――昨年12月4日、アフガニスタンで武装勢力に襲われ命を落とした中村哲医師のことだ。中村医師が遺したものとは何だったのか。交友があるノンフィクション作家の澤地久枝さんがその功績を語った。/文・澤地久枝(ノンフィクション作家) バブルの余韻がある時代に 人間の体はこんなにも震えるものなのか――。  私が中村先生の訃報を知ったのは、朝日新聞記者からの電話でした。アフガニスタンで何者かに襲撃され、怪我をされたと聞かされました。命に別状はないとのこ

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