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文藝春秋digital

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#戦争

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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【ダイジェスト版】小泉悠×千々和泰明「南部奪回の行方は? ウクライナ戦争の『終わらせ方』」

 文藝春秋digitalのオンラインイベント「南部奪回の行方は? ウクライナ戦争の『終わらせ方』」が、2022年9月9日に開催されました。  2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、どのような停戦の落としどころがありうるのか。防衛研究所主任研究官の千々和泰明さんと東京大学専任講師の小泉悠さんの二人が、侵攻開始から半年が経過した今、戦争の『終わらせ方』をテーマに議論しました。  対談は現在の戦況の分析から始まりました。8月24日、ゼレンスキー大統領はクリ

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カブール陥落一年の記 アフガニスタン国特命全権大使 岡田隆

タリバーン下のアフガニスタンにいかに向き合うか?/文・岡田隆(アフガニスタン国特命全権大使) アフガニスタンにどう関与すべきか 世界を震撼させたタリバーンによるカブール陥落から1年が経とうとしている。昨年8月、私は日本に用務で帰国していた。戦況の急変を受けて、在留邦人や現地職員らを至急退避させ大使館を閉鎖するため、14日夜に日本を発ちカブールに向かったが、イスタンブールで乗り継ぎを待つ間にカブール陥落の報に接した。イスタンブールから、大使館員の退避、自衛隊機による退避オペレ

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小泉悠×高橋杉雄 ウクライナ戦争「超精密解説」

「圧倒的火力」対「国家総動員」。平野や川、湿地、高地での激戦に迫る。/小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター専任講師)×高橋杉雄(防衛研究所防衛政策研究室長) 小泉氏(左)と高橋氏(右) 反撃のチャンス 小泉 2月24日にロシアがウクライナに侵攻してから、5カ月が経とうとしています。当初、首都・キーウは数日で制圧されるだろうと見られていましたが、大方の予想に反してウクライナは徹底抗戦しました。現在も東部のドンバス地方で互角の戦いが続いています。 軍事力でロシアに大きく

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証言・ソ連を北海道から撃退せり 早坂隆

玉音放送の2日後、ソ連が侵攻。男たちは故郷のために命をかけた。/文・早坂隆(ノンフィクション作家) あまり知られていない史実ロシアによるウクライナ侵攻を契機に、日本でも戦争について考える機会が増えている。「実際の戦場では何が起きているのか」「ロシア軍の実態とは?」といった疑問を感じている方は少なくないであろう。降伏に関する議論も過熱している。 こうした時こそ、歴史に教訓を求めるべきである。とりわけ日本は、対ロシア(ソ連)関係において、実は「良き教材」を有している。 それ

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船橋洋一 プーチンの戦争「誤算の本質」 新世界地政学131

プーチンの戦争「誤算の本質」ウクライナでは現在、ロシア軍が東部のドンバス地方に戦力を集中、ウクライナ軍も反転攻勢で応じ、一進一退が続いているようである。ただ、ロシア軍はロケット弾の数ではウクライナ軍を圧倒しており、ウクライナ軍は苦戦を強いられている。一言で言えば、凄惨な塹壕戦となった第一次世界大戦のような消耗戦に突入しているのだ。 それでも、ゼレンスキー大統領は揺るぎない戦争指導力を発揮しており、ウクライナ軍の士気はなお高い。国民も国を守る気概を失っていない。 プーチン大

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砂川文次×小泉悠 超マニアック戦争論 「火力調整会議が荒れるんです」「ロシアの尖兵中隊って強いな」

「火力調整会議が荒れるんです」「ロシアの尖兵中隊って強いな」/砂川文次(作家)×小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター専任講師) 砂川氏(左)と小泉氏(右) 「戦争自体をありのままに描写したい」小泉 砂川さんが書かれた『小隊』を読んだ時、ロシアが北海道に攻めてくるという設定にすごく驚きました。作品が文芸誌(「文學界」)に掲載されたのは一昨年の夏ですが、私も当時はロシアが侵略戦争を始めるとは考えもしませんでしたし。 もちろん米ソ冷戦時代には、ソ連軍の日本侵攻モノは非常に

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東浩紀×小泉悠 ロシアは絶対悪なのか 国際世論の過熱が核応酬の危機をもたらす

国際世論の過熱が核応酬の危機をもたらす。/東浩紀(批評家・作家)×小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター専任講師) 東氏(左)と小泉氏(右) 「人間は昔と変わらず残虐なことをする」 小泉 東さんとお会いするのは僕が東さんの経営するゲンロンカフェにお邪魔したとき以来ですね。あの日はイベントが終わった後に酔っぱらって家に帰れなくなり、夫婦史上最大の危機を迎えました(笑)。 東 あのときは失礼しました。 小泉 それが一昨年の秋のことですが、今にして思えばあの頃は平和だった

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【フル動画】浜崎洋介×與那覇潤「《紀尾井町床屋政談》ロシアの戦争とわれらの憂国」

◆日本人の戦争観を問い直す 文藝春秋digitalは、5月24日(火)19時〜、評論家・與那覇潤さんと文芸批評家・浜崎洋介さんによるオンライン対談イベント「《紀尾井町床屋政談》ロシア戦争とわれらの憂国」を開催しました。 《このページ下部に対談フル動画があります》 5月8日、日本を含むG7諸国はオンライン首脳協議において、ロシア産石油の輸入を禁止することで一致しました。ウクライナ侵攻以後、日本は欧米と足並みを揃える形で、ロシアへの制裁を課しています。 與那覇さんは自由民主

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日米同盟vs.中・露・北朝鮮 緊急シミュレーション 山下裕貴×阿南友亮×小泉悠×古川勝久 総力特集 誰のための戦争か? 第二章 日本列島が戦場になる日

緊急シミュレーション。その時日本は?/山下裕貴(自衛隊元陸将)×阿南友亮(東北大学大学院法学研究科教授)×小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター専任講師)×古川勝久(国連安全保障理事会・北朝鮮制裁委員会専門家パネル元委員) ★第一章を読む。 (左から)山下氏、阿南氏、小泉氏、古川氏 大国による「剥き出しの力の論理」 小泉 ウクライナ戦争を見ていると、あらゆるものが“先祖返り”したかのような印象を受けます。 例えば、2000年代に私が大学で国際関係論の教育を受けていた

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【インタビュー動画】E・トッド 日本核保有のすすめ 米国の「核の傘」は幻想だ

 文藝春秋5月号に掲載された、世界的な歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏のインタビュー「日本核武装のすすめ」は大きな反響を呼びました。本動画は、3月23日に行われたこのインタビューの一部を映したものです。 《インタビュー動画はこの記事の最下部にあります》 「我々はすでに第三次世界大戦に突入している」  動画の中で、トッド氏はこのように発言しています。 「我々はすでに第三次世界大戦に突入していると言えるだろう。ウクライナ軍がアメリカとイギリスによって作られたものだと

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「文藝春秋」が伝えた皇族の肉声 河西秀哉

「あッ、そう。アッハアハア」と昭和天皇が大いに笑い、「単調な檻の中の生活」と秩父宮が嘆き、「摂政では駄目なんだ」と上皇が言い放った。本誌記事でふりかえる皇族の真の姿。/文・河西秀哉(名古屋大学大学院准教授) 河西氏 文藝春秋創刊の前後は近代天皇制の区切り 今回、文藝春秋が創刊から現在まで、数多く掲載してきた皇族の「肉声」の中から、10本を選んで解説していくわけですが、文藝春秋が創刊された大正12(1923)年の前後は、近代天皇制にとっても一つの画期、区切りとなる時期でした

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昭和天皇「日米開戦」7つの謎 奥野修司

「開戦の詔書」から御心の揺らぎが見えてきた。/文・奥野修司(ノンフィクション作家) 未発見だった第8案が 「天佑ヲ保有シ萬世一系ノ皇祚ヲ踐メル大日本帝國天皇ハ昭(あきらか)ニ忠誠勇武ナル汝有衆ニ示ス 朕茲ニ米國及英國ニ對シテ戰ヲ宣ス……」 昭和16年12月8日の正午と午後7時にNHKラジオで捧読された「開戦の詔書」(以下『詔書』)は、こんな文言で始まる。要約してみる。 日本はあらゆる国と共栄を図ってきたのに、中華民国は事を荒立てて平和を乱すばかり。それなのに米英両国は中

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塩野七生 外交とは、血を流さない戦争のこと 日本人へ220

文・塩野七生(作家・在イタリア) 8月15日、アフガニスタンの首都カブールは、あっという間にタリバンに制圧された。そして1週間が過ぎた今日になっても、アメリカを始めとしてこの20年間アフガンに兵とカネをつぎこんできた西欧諸国の混乱はつづいている。1年以上も前からアメリカとタリバン側の交渉は始まっていたのに結果がこれか、というショックによるのだろう。私にもショックだったが、それはちょっとちがって、アメリカ側の情報収集はどうなっていたのかということだった。なにしろ、タリバンを追

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