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#山極壽一

『文藝春秋digital』2022年6月ラインナップ

■会員限定イベント●6月8日(水) ・新庄剛志「薬物使用」の過去 抜き打ち検査で「陽性」も、詳細は伏せられ、その年に引退―― 鷲田康(ジャーナリスト)+本誌取材班 ●6月10日(金) ・プーチンが最も殺したい男の告白 M・ホドルコフスキー(オリガルヒ・石油会社「ユコス」元代表)「ウクライナ侵攻は彼の個人的な動機から始まった」 ・「性暴力」私は負けなかった 卜田素代香(仮名)「暴行後『証拠が残るからシャワーを』と男が強いてきました」 ・新連載 外事警察秘録②「日本赤軍との闘い

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ポストコロナの生命観 山極壽一×福岡伸一

ロゴス化が行き過ぎた今こそピュシスに立ち戻れ。/山極壽一(元京都大学総長)×福岡伸一(生物学者) 「ロゴス」と「ピュシス」の生命観 福岡 日本国内では新型コロナウイルスは落ち着きを見せています。ただ、1度はウイルスの封じ込めに成功したかに見えた欧米では、冬の訪れとともに新規感染者数が過去最大を更新しており、コロナ禍はまだ当分続くことが予想されます。 こうした状況を見ると、私たちは生命と自然に向き合う哲学を、根本から転換しなければならない時に来ているように思います。人類は言

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西田幾多郎 人間は自然の環のひとつ 山極壽一

京都学派を代表する哲学者、西田幾多郎(1870~1945)は、独自の「西田哲学」を築き上げた。元京都大学総長の山極壽一氏が、西田哲学を再考する意義を指摘する。/文・山極壽一(元京都大学総長) 山極氏 気候変動による災害が頻発し、SNSの普及によるフェイクニュースやヘイトが溢れる今日、我々の文明はどこかで間違ったのではないかという疑念が頭をもたげている。西洋近代科学を妄信した結果の大規模な環境改変と、経済の絶え間ない成長を求め続ける資本主義に依存した社会への疑いである。

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【立花隆「知の巨人」の素顔】「サル学の現在」“ゴム人間”のように柔らかく|山極壽一

文・山極壽一(霊長類学・人類学者) 山極氏 「飲むことも取材だ」 立花さんと初めてお会いしたのは、1986年のことです。僕がまだ愛知県犬山市の日本モンキーセンターのリサーチフェローを務めていた当時、『サル学の現在』の取材のために、立花さんがわざわざ訪ねて来てくれました。 この本の帯に「サルを知らずして、ヒトは語れない」とありましたが、おそらくサルの同性愛に「人間学としてのサル学」の大事なヒントがあると直感されて、僕のところに来られたのだと思います。 立花さんと言えば、

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デジタル独裁 VS. 東洋的人間主義 コロナ後の世界を制するのは?|小林喜光×山極壽一

コロナ禍は世界中のIT化を加速させた。だが、デジタル一辺倒では行きづまる。「人間らしさ」はもう一度見直されるはずだ。/小林喜光(三菱ケミカルHD会長)×山極壽一(京都大学総長) パンツ一丁で寝転んで授業を受けてもいい 小林 山極先生とは、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議の場で、毎週のように顔を合わせる機会がありましたが、オンラインでお話しするのは初めてですね。ここ2カ月、私のほうはほとんど自宅での生活で、ウェブ会議ばかり増えてやたら忙しいんですけれど、自分が話す番で

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AIやITは、ヒトを再び“霊長類の遊動生活”へと誘う / 京大総長・山極壽一

山極氏は1952年生まれ、東京都国立市の新興住宅地で育った。湯川秀樹にあこがれ、京都大学理学部に入学。志賀高原のスキー場でサルを観察中の先輩に出会って人類学を志望し、78年よりアフリカ各地でゴリラの野外研究に励んだ。主な著書に『父という余分なもの―サルに探る文明の起源―』『ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」』、作家小川洋子氏との共著に『ゴリラの森、言葉の海』がある。2014年より京大総長。 山極壽一(京都大学総長) ヒトは本音の生き物 私は20代からゴリラの生態

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