文藝春秋digital

トランプ政権からバイデン政権へ……「分断国家アメリカ」200人の肉声

2カ月、1万キロを走破して、傷だらけの国家に住む人々の本音を聞いて回った。/文・村山祐介(ジャーナリスト) <summary> ▶︎テキサス州から始まった「トランプトレイン」というトランプ支持者たちの草の根運動は、選挙後も週2回開かれている ▶︎バイデンが奪還したラストベルトでは、断絶はいっそ…

それでもトランプが歴史的大統領だった理由|エマニュエル・トッド

トランプ政権が行った“政策転換”が“今後30年の米国”を方向づけるだろう。/文・エマニュエル・トッド(歴史人口学者) <この記事のポイント> ▶︎トランプは敗北したが、トランプ政権の政策転換はおそらく今後30年のアメリカのあり方を方向づける ▶︎今回の大統領選挙の争点は「経済」から「人…

新世界地政学 米国衰退論の地政学|船橋洋一

今、世界では何が起きているのか? ジャーナリストの船橋洋一さんが最新の国際情勢を読み解きます。 今年の米国の大統領選挙は、どちらが勝とうとも米国の今後の長期的趨勢を決する歴史的な選挙となるだろう。 米国は、トランプ政権の下で世界からの撤退を始めた。それを突き動かしたのは米国の社会…

反リベラルでトランプ支持…アメリカ大統領選を揺るがした「Qアノン」の正体

アメリカの分裂が生んだ陰謀論者たち。その存在は大統領選挙の後も消えることはない。/文・渡辺靖(慶応義塾大学教授) <この記事のポイント> ●Qアノンとは2017年に確認された陰謀論の信奉者。その特徴は、反民主党、反リベラル、そしてトランプ支持 ●Qアノンはコロナで増殖した。不満、不安、怒…

キーワードは「共感力」 民主党バイデンとは何者か

前回、なぜヒラリーは敗れたのか? 今回、バイデンはトランプに勝てるのか? アメリカ政治に精通した3人が2020年の大統領選挙を読み解く。/佐々江賢一郎(日本国際問題研究所理事長兼所長)×三浦瑠麗(国際政治学者)×渡辺靖(慶應義塾大学教授) <この記事のポイント> ●バイデン陣営には「なぜ…

「トランプ再選」がアメリカのために必要な理由

トランプの人格や発言は耐えがたく、人としてとても許容できない。それでも私は「トランプ当選」を望む。その理由をお話ししよう。/文・エマニュエル・トッド(歴史人口学者) <この記事のポイント> ●今の米国は「分裂状態」と「良好な経済状態」という二つの矛盾した現実がぶつかり合っている ●…

アメリカ主導の海洋同盟vs.中国 「新冷戦」勝者の条件

今日、多くの専門家、ジャーナリスト、メディアが論じている「米中対立」は、すでに過去の話だ。現在進行しているのは、アメリカ主導の「海洋同盟と中国との戦い」なのである。中国は敵対姿勢によって「対中包囲網」を自ら構築する愚を犯している――。/文・エドワード・ルトワック(米戦略国際問題研…

マティス前国防長官「トランプはアメリカの脅威だ」  辞任後初の声明を全文掲載!

いったん閣内に入った軍人が現役大統領を批判するべきではないと公言してきた、ジェームズ・マティス前国防長官。だが、ついに堪忍袋の緒が切れた。「彼がいなくても、われわれは団結することができる」。マティス氏のこの声明文が全米の「反トランプ」運動を加速させた。その全文をここに掲載する。/…